【海洋生物科学科】地引網体験学習会 <●)))⋘
因島キャンパス(水族館マリンバイオセンター&内海生物資源研究所)の前に広がる海岸で、地曳網をしました!!
皆さんこんにちは。海洋生物科学科学長室ブログ委員の阪本です。
今回は、9月20日(日)に実施した地曳網体験学習会の模様をお知らせします。
担当した海洋生物科学科の真田講師からレポートが届きました。
地曳網体験学習会
皆さんこんにちは。海洋生物科学科の真田です。
9月20日(日)に因島キャンパスの前に広がる大浜海岸で、ボーイスカウト福山第2団の皆さんと地曳網体験学習会を開催しましたので報告します。
ここ因島キャンパスでは、大浜海岸で地曳網を用いた定期調査を実施していますが、今回は、この地曳網調査をボーイスカウト福山第2団の皆さんに体験してもらいました!!
いよいよ網曳き♬
調査当日、この日の集合時間は午前7時。
通常、地曳網調査は潮の引いた干潮時に行います。
9月20日(日)の大浜周辺のタイドグラフを見ると、干潮時間は午前6時39分でした。少々早いと思いながらもボーイスカウトの隊長に相談したところ、対象となるメンバー(カブスカウト隊:小学3年生から5年生)は、早起きも大丈夫とのことでした。
朝陽で眩しい海を見ながら、早速地曳網を開始しました。
何が獲れたかなぁ???
この日の参加者は、小学3年生から5年生のカブスカウト隊。
3グループに分かれ、皆で協力して綱を曳きました。3回の地曳網で取れた生物は、何と15種86個体!!
マダイやカワハギ、そしてアオリイカなどを確認することができました♬
じっ~くりと観察して、特徴をスケッチ♬
地曳網終了後は、海洋生物科学科アクアリウム科学研究室の4年生が先生役となり、採取した生物の観察を行いました。
今回は、生物をスケッチして「海の生き物図鑑」を作成するプログラムです。
体色やヒレの特徴など、これまで大学で学んだ知識を活かし、子どもたちに分かりやすくレクチャーしました。
参加した子どもたちからは、「ウコロが虹色に光っていた」や「背ビレと尾ビレが尖っていた」など、生き物をじっくりと観察した声を聞くことができました。
また、今回地曳網を行った場所は「藻場」であることを説明しました。
この藻場は、生き物たちの「ゆりかご」となって多くの生き物を育んでいることを学びました。
福山大学附属水族館マリンバイオセンターを運営するアクアリウム科学研究室では、学生が中心となり、マリンバイオセンター水族館のインスタグラムを始めました。
コロナ禍ではありますが、海の魅力と福山大学の魅力を発信していきます。
皆様方のフォローをよろしくお願いいたします!!
◎福山大学マリンバイオセンター 公式アカウント
https://www.instagram.com/fukuyama_u_marinebiocenter/
学長から一言:アクアリウム科学研究室の学生の皆さん、お疲れ様!コロナ禍のもと工夫しましたねッ!ステキなお客様をお迎えして、双方、学びが進んだことと思います!!!