【薬学部】日本薬学教育学会2019年度「教育実践奨励賞」成る!

【薬学部】日本薬学教育学会2019年度「教育実践奨励賞」成る!

薬学部の特徴的教育である「コミュニケーション交流学習」が評価され、第5回日本薬学教育学会大会(9月12日(土)~13日(日):Web開催)にて、薬学部井上裕文教授が「教育実践奨励賞」を受賞しました。本日は受賞報告のため、学長室を訪問しました。

こんにちは!朝夕少し涼しくなりましたね。おかげで元気いっぱいの薬学部AIが報告します。

松田学長(向左)と鶴田薬学部長(向右)にはさまれて(-_-;)。

学長:「「教育実践賞」とは、まさに本学の重点的な領域の賞ですね。何をしたんですか?」
井上教授(-_-;):「薬剤師が患者さんと向き合うために、コミュニケーションは重要なスキルの1つです。薬学部では、人間関係構築に非常に影響を及ぼすコミュニケーションを大変重視しており、これは福山大学の教育理念「全人教育」にもつながるものとなります。」ってな感じでしょうか?

鶴田学部長(^^♪):「薬学部では、コミュニケーション重視の状況となりますので。」
井上教授(-_-;):「僕が言っているのは、そのコミュニケーションなんですっ!」
松田学長(^^♪):「そうなの。すばらしいですね!」ってな感じでしょうか?

 

シラバスによると、「コミュニケーション交流学習」は「幼児あるいは高齢者との交流を通して、言語的および非言語的コミュニケーションの能力を培うと同時に、他者に対する自己の役立ち感に気づいて、自己肯定感・自尊感情を育んでホスピタリティを培う。」という狙いがあります。毎年、2年生は保育園やデイケアサービスなどを複数回訪問し、自分たちとは年齢の離れた人たちとの会話の難しさ、心が通った時の嬉しさを体得するのです。まさに「人として」の学習です。

 

では、井上教授に受賞インタビューです。

「第5回日本薬学教育学会の教育実践賞を受賞させていただき、大変嬉しく思っております。今回受賞となった「コミュニケーション交流学習」は、ホスピタリティやコミュニケーション能力を養うために2年生全員が保育または高齢者福祉施設を訪問し、幼児または高齢者と1対1で交流する「対人関係の気づきの体験学習」を実践したものです。受賞に際しては、薬学部6年制教育が始まって以来、実践的な学習方法に継続して取り組んできた点、継続して取り組んでいる中で学生たちがより成長するためのルーブリック評価の導入などの教育手法の改善を行ってきた点が主に評価されたものと考えております。今後も、より学生が成長するための手助けとなれるように頑張りたいと思います。最後になりましたが、これまでに「コミュニケーション交流学習」を実施してこられましたのは、本教育プログラムの趣旨をご理解いただき、学生を受け入れてくださった保育あるいは高齢者福祉施設の方々と学生の指導に関わってくださいました本学薬学部の教員の方々のご協力並びにご尽力があったからこそです。心より感謝申し上げます。」

 

薬学部の学生の皆さん、人とコミュニケーションをとることの重要性と重大性を学びましょう。賞の受賞により、薬学部のコミュニケーション学習は、ますます隆盛です。おめでとうございます!!

 

学長から一言:井上裕文教授、日本薬学教育学会の「教育実践奨励賞」の受賞、おめでとうございます。本学の薬学部が全国に先駆けて早くから取組みかつ改善を続けてきた「コミュニケーション交流学習」のすばらしさが認められましたねッ!!!井上教授はもちろん、これまで関わってこられた教員の皆さんに敬意を表し、そしてこの交流学習に参加して成長した多くの学生さん達を誇らしく思います!

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