【生物工学科】バイオテクノロジーの始まりは農作業から
生物工学科はバイオテクノロジーの学科です。そのバイオテクノロジーの学科で、1年生がまず出会うのが農作業です。一見かけ離れているようにも見えますが、バイオテクノロジーの矛先は食糧問題、環境問題、健康問題、エネルギー問題、地方創生など様々です。植物を栽培するつらさや喜び全てを学びましょう。生物工学科の佐藤が、第1回植物栽培実習の様子をお伝えします。
やっとこさ始まった実習。新型コロナウイルスの影響で気をつけなければならないことがたくさんありますが、特に暑い中、マスクをつけながらの農作業でしたので、つらくなったら端の方でマスクを外して休むなどしながら行いました。実は午前11時頃、大雨が降って17号館3階から実習担当である秦野教授の「なんでや~~~~」という泣き声に近い叫び声が聞こえてきましたが、午後には晴れて良かったですね。まずは、鍬(くわ)で畝(うね)を作りました。
今年は2か月の遅れがあるので、トマト、ナス、ピーマンの3つだけの栽培となりました。学業の遅れは取り戻せても、季節の遅れは取り戻せません。しっかり育ってほしいですね。そして、その過程をよく観察してください。そして、育ったら食べたい!!
苗を植えたらポールを立てて、苗をやさしくひもで括り付けます。苗以外の場所には雑草が生えないよう、落ち葉や藁(わら)を敷き詰めました。ちなみに、農業高校出身の心強い学生もおり、きれいな畑ができました。今後は、それぞれの班で水やりをしながら成長を観察していきます。
ようやく始まった大学生活。1年生の皆さん、生物工学科での4年間を楽しんで!あっという間ですよ!
学長から一言:帰ってきた、学生の皆さん、こ・ん・に・ち・は!!!福山大学は山一つ全体がキャンパスで、その広さは広島球場11個分!!!なので、ちょっとした農園もキャンパスの中に。。。トレトレのトマトは美味しいでしょうねッ!!!