【情報工学科】4年生の学生が国際会議でBest Student Paper Awardを受賞!
情報工学科4年生の黒木春樹くんが、スリランカ開催の国際会議ICIPRob 2020でBest Student Paper Awardを受賞いたしました。
情報工学科の池岡です(投稿はブログメンバー中道)。
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情報工学科4年生の黒木春樹くんは、「シロギス養殖のためのAIを活用した自発給餌システムの開発」をテーマに卒業研究に取り組んできました。
その成果を、昨年8月開催の学会FIT(Forum on Information Technology:情報処理学会)で発表しました。また、11月には研究助成金(昭特科学振興財団の獲得者全9人中、黒木くん以外は助教以上の教員)も獲得しました。
そして、この度3月にスリランカで開催された国際会議ICIPRob 2020 (International Conference on Image Processing and Robotics)で最終成果を発表しました。
その結果、Best Student Paper Awardに見事選ばれました。
http://www.iciprob.com/index.html
ICIPRobに参加するにあたっては初めての英語発表だったので、たくさんの練習を重ねるなど準備はもちろん大変でしたが、それ以外にも今回はコロナウイルスの問題により航空券キャンセルによる旅程の大幅変更や健康チェックを伴う厳しい入国審査など多くの困難がありました。また、会議自体も他の学会同様、遠隔発表や映像発表で対応する参加者もいる中、何とか無事に発表することができました。多くの困難を乗り越えた今回の経験は、黒木くんの今後の活躍につながるものと思います。
学長から一言:黒木くん、おめでとうございます!すばらしい快挙ですねッ!!!しかも研究内容が、本学の研究ブランディング事業「瀬戸内の里山里海学」の中の大きなテーマの一つであるシロギスの養殖に関わること、というのもうれしいかぎりです!今後のさらなる発展を!!!