【社会連携センター】KMSメディカル・アーク2020 with MTOで研究シーズを発表!
企業や公共団体による展示、メディカルスタッフによるニーズや教員のシーズを発表する場として開催される「第4回KMSメディカル・アーク2020 with MTO」が、2月6日(木)に岡山県倉敷市にある川崎医科大学付属病院で開催されました。主催は、川崎学園、川崎医科大学、メディカルテクノおかやま(MTO)です。
この会で福山大学の4名の教員が研究シーズの発表を行いましたので、学長室ブログメンバーで社会連携センターの中村が報告します。
KMSメディカル・アーク2020withMTOは、企業や公共団体による展示、メディカルスタッフによるニーズや教員のシーズを発表する場として開催されるものですが、今回研究シーズを発表した教育機関は、福山大学、川崎医科大学、川崎医療福祉大学、岡山大学、岡山県立大学、就実大学、岡山理科大学、山陽学園大学、津山工業高等専門学校、徳山工業高等専門学校の10機関でした。
福山大学からは、薬学部の瀬尾 誠講師、高山健人講師、志摩亜季保非常勤助手、番匠谷研吾非常勤助手及び社会連携センター副センター長で薬学部の道原明宏教授及び中村の6名が参加しました。
なお、ポスターを含む出展物については、シーズ、ニーズ、企業展示すべて写真、ビデオ撮影禁止となっていますので、このブログへの写真掲載は限られたものになります。
研究シーズのポスター発表を行った4人は、川崎医科大学附属病院8階の大講堂会場に配置されているS16~S19番にポスターを掲示しました。
今回、ポスター発表を行った4名の研究シーズです。
・瀬尾 誠講師
「ヒト初代培養肝細胞を用いた in vitro 脂肪肝モデルに対する大豆抽出物による改善効果」
・高山健人講師
「腸内細菌叢の変化を介した漢方薬の有用性解明に向けて」
・志摩亜季保非常勤助手
「脳卒中に関わる細胞接着分子クローディンの発現調節法の開発を目指して」
・番匠谷研吾非常勤助手
「Styrene-maleic acid copolymerを用いたamphotericin B製剤の開発」
また、ポスター発表とは別に教員の研究シーズの口頭発表もありました。
福山大学、川崎医療福祉大学、津山工業高等専門学校、徳山工業高等専門学校の4つの教育機関が口頭発表を行いました。
福山大学からは、志摩亜季保非常勤助手がポスター発表のシーズについて口頭発表を行いました。
さらに、ランチョンセミナーは「Sleep Techビジネスが産まれた瞬間、そして社会の仕組みにしていく挑戦」と題して、株式会社ニューロスペース代表取締役の小林孝徳氏が、睡眠の状態を正確かつ簡易的に可視化するテクノロジーと具体的な睡眠改善ノウハウをもとにした国内のSleep Techビジネスについて講演されました。
昼食時間帯を利用した講演のランチョンセミナーでは、主催者側から数種類のご当地グルメが用意されていましたので、好きなものを選んで美味しく食事しながら小林孝徳氏の睡眠の講演を聴講しました。
また、昼の3時頃にはティータイムと称して数種類のスイーツが振る舞われましたので、こちらも美味しくいただきました。
岡山県マスコットの「ももっち」と「うらっち」がポスター掲示している場所に訪ねてきたので、記念写真をお願いしてパチリ!
ポスター発表者は、訪問者へのシーズ内容の説明や他の教育機関のシーズ内容を聞きに行くなどして他の教育機関の研究者とのシーズを通じた交流を行いました。
また、社会連携センターが作成した研究者情報一覧及び研究成果発表集を用いて企業のブースを回りながら、各教員の研究内容の照会や紹介した教員の研究内容に興味を持たれた企業の方には教員を紹介するなどの交流を行いました。
福山大学社会連携センターは、これからも福山大学の研究シーズをより多くの方に知っていただくための活動を積極的に行いますので、よろしくお願いいたします。
学長から一言:6名の本学からの参加の皆様、お疲れ様!企業等に、研究内容に興味をもってもらえたかな?シーズがニーズにマッチして発展すると良いですねッ!