【心理学科】産業心理学のフィールドワークで株式会社エフピコへ!

【心理学科】産業心理学のフィールドワークで株式会社エフピコへ!

「産業心理学」講義では、毎年フィールドワークを行っています。

皆さんこんにちは。心理学科の大杉です。少し遅れましたが、心理学科から本年初のブログをお届けします。本年もよろしくお願いします!

本日は、認知心理学研究室宮﨑由樹准教授から「産業心理学」講義におけるフィールドワークについての紹介です。

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産業心理学は、仕事のあり方、仕事に対するやる気、採用や選考のあり方、キャリア、リーダーシップやコミュニケーション、職業性のストレス、安全衛生、消費者心理などなど・・・産業や組織に関わる人間の行動の特徴や背景にある心理状態について研究する分野です。

心理学科の3年次専門教育科目の「産業心理学」では、講義で学んだことと実際の職場や日常社会とをつなげて考えることができるように、広島県内の職場見学のフィールドワークを毎年実施しています。

2019年度は、11月26日に「株式会社エフピコ 福山リサイクル工場」を訪ねました。
その見学の様子と見学後に行ったポスター発表会の様子をお伝えします。

当日は、環境対策室の藤井様より「エフピコ社の概要」「海洋プラスチック問題等の環境問題」「エフピコ社のリサイクル方式」及び「エフピコ社の障がい者雇用の取り組み」等を中心に、まずは説明をしていただきました。
エフピコ社のトレー回収方式やエフピコ社の雇用に関する情報(従業員の男女の割合、障がい者雇用)に特に興味を示す学生が多かったようです。

その後、エフピコ社の障がい者雇用の取り組みの一つでもある障がいのある方が使用済みトレーの選別作業を行う様子を見学させていただきました。

工場内は撮影禁止でしたので、詳しくはエフピコ社のホームページをご覧ください。動画にて取り組み内容や作業の様子をご覧いただけます。
エフピコ社の障がい者雇用の取り組みを生で拝見できたことは、学生たちにとって非常に貴重な体験だったと思います。

見学後には、説明を担当いただいた藤井様に質問が殺到しました。

見学の時間が過ぎても質問をするために学生が列をなしていました(藤井様、ご丁寧に対応いただきありがとうございました)。

後日、学生たちは事前に調べたことや見学当日に見聞きした情報をポスターにまとめ、発表を行いました。

例えば、エフピコ社のトレー回収方式について興味を持ったグループは、回収方式についてまとめた上で「トレー回収のためのリサイクルボックスを利用したことがあるか?」というアンケート調査を行ったり「リサイクルボックスを利用しない人の利用を促すためにはどうすれば良いか?」を考察したそうです。

その他にも、エフピコ社の従業員の男女の割合や障がい者雇用の促進に関することなど、エフピコ社の雇用に関する特徴をまとめたグループ、

アルバイト先のスーパーでエフピコ社のトレーの実物をいただき、それをもとに説明をするグループなど様々な観点や方法の発表がありました。

今回のフィールドワークを通じて就職活動を控える3年生が、自分たちの地元企業の様子や取り組みを深く知ることができたのも良かったと思います。

環境対策室の藤井様や内海様をはじめ、エフピコ社のスタッフの皆様、貴重な見学の機会を与えてくださり誠にありがとうございました。

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このような実践的な学びは、得るものがたくさんあると思います。実際に見て体験し、そして発表する心理学をより身近に感じられたに違いありません。

福山大学心理学科のその他の講義についても、またご紹介していきたいと思います。お楽しみに!

 

学長から一言:心理学科の学生の皆さん、地域の企業に出掛けての、良い学びになりましたねッ!エフピコ社のスタッフの皆様、学生の教育へのご協力、ありがとうございました!このような学びが、持続可能な地域の活性化にむけての底力になることでしょう!!!

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