【大学教育センター】自主ゼミF4が鯛網に招待されました!
地域の人々と積極的につながり、自らの社会人基礎力の向上に努める自主ゼミ「F4」。先日5月5日に開催された「GAIA EXPO 2018」で、瀬戸内の海産資源に関する想いを発表した海洋生物科学科2年西川和輝さんのプレゼンテーションがきっかけとなり、福山市役所の方が「F4」メンバー11名を鞆の浦の「鯛網観光」に招待してくれました!
その様子を、初めて鯛網を体験して福山の魅力に改めて気づいた生物工学科4年田中省吾さんに紹介してもらいます。(投稿者:大学教育センター 前田)
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こんにちは!生命工学部生物工学科4年の田中省吾です。5月12日(土)に自主ゼミF4のメンバー11名が参加した、「鞆の浦観光鯛網」について報告します!
先日F4メンバー6名が参加したプレゼンイベント「GAIYA EXPO 2018」で、瀬戸内海の魚のことについてプレゼンした海洋生物科学科2年の西川君が、福山市役所の方から招待され、鞆の浦の観光鯛網への参加が実現しました。
なんと!無料で参加させてもらいました!
イベントへの参加がプレゼンテーションだけで終わることなく、次へ繋がる交流まで可能にした西川君ありがとう!!福山市役所の渡辺様、貴重な機会をありがとうございます!
?? 「鞆の浦観光鯛網」とは ??
鯛網は、鞆の浦に約380年も伝わる伝統漁法です。漁だけではなく、航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節を観覧し、乙姫の大漁祈願の舞の踊りも見ることができます。
参加者は、フェリーでクルージングしながら鯛網を近くで見ることができ、漁で上がった新鮮な鯛はその場で購入することも可能です。参加者の中から2〜4名鯛網体験もできます。
フェリーに乗って仙酔島に向かう途中
フェリー乗船中の様子
瀬戸内の海産資源についてプレゼンをおこなった西川さん(左)
福山生まれ福山育ちの私ですが、実は今回初めて鯛網に参加しました。
フェリーに乗り潮風に吹かれながら、鞆の浦の景色を見て、漁師さんが自分たちの手で網を引く迫力のある姿を間近で見ることができ、とても楽しかったです。漁れたばかりの鯛は、とても大きくて美味しそうでした。
鯛網漁に出る前におこなわれる儀式?
網にかかった鯛たち
普段、福山は楽しいことが少ないと思いながら過ごしている私ですが、実は福山のことを知ろうとしていないだけで、楽しくて面白いことがたくさん隠れているなと思いました。新しい福山の魅力を発見できよかったです。
ちなみに、今回はなんと当日の鯛網の参加者400名弱の中からたった4名(100分の1の確率)しか選ばれない「鯛網の網引き体験」をかけたじゃんけんに、F4メンバーの中から2名が勝ち残り、実際に鯛網の網引き体験をしてきました!
綱引き体験じゃんけんに見事勝った清水さん(左)と柏原さん(右)
鯛網の網引き体験を行なった二人に感想を聞いてみました!
■ 人間文化学部心理学科3年 清水美晴さん(写真左)■
Q.体験前の鯛網のイメージは?
A.大人数でやっているから、一人の負担が少なそうだと思っていました。
Q.実際に体験してみてどうでしたか?
A.網を引くのに握力、腕力が必要で、同時に船の揺れにも耐えるバランス感覚が必要だと思いました。網を引くのは、漁師の方との共同作業なので息を合わせることも重要でしたね。
■ 人間文化学部人間文化学科2年 柏原大空さん(写真右)■
Q.体験前の鯛網のイメージは?
A.僕は広島市出身なんですけど、福山で鯛網をやっているなんて全く知らなかったです。
Q.実際に体験してみてどうでしたか?
A.このような機会がなければ一生知らなかったと思うような鯛網漁を間近で体験し、肌で感じることができた感動と、鯛網の漁をしている漁師さんへ驚きと尊敬を感じました。
私は、船酔いするので網引きは怖くてできませんが、二人の網引きの姿はとてもたくましかったです!
自主ゼミ「F4」では、大学生だけでは気づくこと、学ぶことのできない実社会について知る為、たくさんの地域の社会人の方とのつながりを広げていっています。まだまだ知らない地元のかっこいい社会人や企業と関わり、地元のイベントに実際に参加することで、私たちの活動を通じて福山の魅力を知りたくさんの人に伝えていきたいと思います。
観光鯛網に参加したF4メンバーで記念写真
5月27日(日)まで毎日鞆の浦観光鯛網は開催されているので、是非行って見てください!!
学長から一言:瀬戸内の海産資源に関する学生によるプレゼンテーションが、福山市役所の方による鞆の浦の「鯛網観光」への学生招待につながったなんて、「す・ば・ら・し・い!」 それにしても、11人分とは!!!ありがとうございました!