【スマートシステム学科】第74回東村町かかし祭りでクレーンゲーム
12月1日(日)、福山大学ご近所の東村小学校で第74回東村町かかし祭りが開催されました。昨年のかかし祭りもスマートシステム学科からイベント参加をしており、その様子はこのブログで報告しています。今年のかかし祭りにも、田中准教授と研究室のゼミ生の皆さんがイベントに参加しました。この報告が田中准教授より届いておりますので、スマートシステム学科ブログメンバーの伍賀が紹介します。
福山大学の町内である東村町の町民の皆様に愛されている「かかし祭り」に出展しました。かかし祭りは、太平洋戦争の終戦の翌年(1946年)から始まった伝統ある地域祭りです。色とりどりの町民手作りのかかしの中に、2019年の話題や社会をモチーフにしたかかしがずらりと並んでいます。流行語「ワンチーム」のラグビー日本代表の「リーチマイケル」かかしや「令和」かかしが立ち並んでいます。また、グラウンドでは町民や小学生による踊りが繰り広げられる中で、最も注目されるのは「かかし」にコスプレした町民グループによるパフォーマンンスの競演です。
様々な変わりかかしが並んでいます
今回のスマートシステム学科の出展は、学生が製作したアームロボットを用いたクレーンゲームです。クレーンゲームといえば、ボタンを押してぬいぐるみなどをつかんで運ぶゲームですが、今回の特徴は近年繰り返される豪雨の災害復旧をテーマとして
「決壊した堤防に早く土嚢を積んで復旧させる」
ことをミッションとしました。1年生の授業で使用しているレゴ・マインドストームを用いて作られたクレーンは、来場者がコントローラを操作すると土嚢にみたてたブロックをつかみ、旋回してカップに入れることができます。「アメ」をつかんでカップに入れると「アメ」をもらうことができます。
今回のアームロボットでは、小さい子供でも簡単につかめる操作を実現することと、ある程度ゲーム性を感じられるように時間制限や旋回操作の難しさを加えてバランスをとるために、学生たちは苦心しています。また、クレーンの一つ一つの動作に効果音を入れておもちゃ以上のリアル感を出す努力も行いました。こうしたこともあり、これまで製作したイベント用のロボットの中で最も製作時間がかかったロボットといえるでしょう。
田中ゼミ3年生の福栄さんがブースで頑張ってくれました
以下は、遊んでいただいた方々の感想です。
お母さん 「すごいね」
子供 「おもしろい、もう一回やりたい」
お父さん 「すげえなあ」
子供 「アメ、〇こゲット」
学生 「・・・ありがとうございました」
田中先生 「アメが足りない。。。」
クレーンでアメをゲット!
ロボットや技術について熱く語る方もお迎えしての楽しい1日でした。
来年も引き続き参加して、皆さまの参加をお待ちしたいと思います。
田中准教授、桑田さん(4年)、福栄さん(3年)、大勢の地域の方のご来場に感謝!
学長から一言:東村の住人である私も、お昼ごろ出かけましたが、スマートシステム学科のクレーンゲームのコーナーは、文句なしの一番人気でした!!!学生と教員のみなさん、お・つ・か・れ・さ・ま!