【スマートシステム学科】講義「リスクマネジメント」直結の安全インターンシップ発表!

【スマートシステム学科】講義「リスクマネジメント」直結の安全インターンシップ発表!

本学の大学会館にて「2019年度インターンシップ備後4大学合同成果報告会」が,こちらでも報告されているように、11月30日(土)に開催されました。今年の報告会は、宮地茂記念館ではなく福山大学の大学会館で開催され、備後地区の4大学(福山大学、福山平成大学、福山市立大学、尾道市立大学)から、夏休み期間中に企業インターンシップに参加した学生の取り組みが発表されました。この報告会に、大阪銘板での安全インターンシップに参加した工学部スマートシステム学科フェイスブックはこちら)の3年生もポスター発表を行いました。その報告が、工学部スマートシステム学科のキャリア形成支援委員の関田准教授より届いていますので、スマートシステム学科の伍賀が報告します。


今回のポスター発表では、この夏に大阪銘板大阪工場で研修した3名、岡山工場で研修した4名のスマートシステム学科3年生が発表に臨みました。「安全インターンシップについて」という発表に示すとおり、3年生の前期に彼らが受講した「リスクマネジメント」の講義で得た安全についての知見を実践の場で定着させる専門性の高い全く新しいインターンシップです。仕上がりのクオリティも高いものになっています。

インターンシップに参加したメンバーによるポスター発表

(左から高橋さん、吉岡さん、北村さん、堀江さん、林さん、猪原さん、久保さん)

メンバーが製作してくれたポスター「安全インターンシップについて」

ポスター発表は4回説明を行い、2回目は島根県のリクルート担当の方、3回目は学生2人、4回目はSMBC日興証券の方が「専門的で他と違うので興味を持った」、「ポスターが1枚物できれいに仕上がっていてスゴイと思った」という理由で、積極的に聴きに来てくださいました。これで学生の説明も熱が入り、質疑応答も盛んで、学生が振ってくれたおかげで私の出番も多く、盛り上がった報告会でした。

質疑応答に積極的に説明する堀江さんと高橋さん

また、今回は大阪銘板から取締役執行役員、岡山工場長、人事担当の方の3名も来てくださり、報告全体に興味を持ってくださいました。取締役は後の用事があるとのことで報告会を終えて帰られましたが、岡山工場長と人事担当の方は、福山駅近くでの懇親会までご参加いただき、学生と楽しい時間を過ごしてくださいました。

発表した学生は、「普段関わることのない他学科、他大学の学生とインターンの発表を通して『この人はそう考えるのかぁ』というような、自分とはまた違う切り口の意見や感想、ポスターが見られて楽しかったです。」「ポスターに載せられなかった内容なども説明しながら、ハザード解析の必要性を解説したり、どの作業を通じて社会人基礎力のどの項目が成長したと感じたかなどを説明し、意見交換を行いました。質疑応答をしている中で、今回の経験は全ての分野でも使えるといった新たな気づきを貰ったことが今回のポスター発表で最も重要な事だったと思います。」という感想と手応えを述べていました。

参加した学生は、インターンシップという大学では得難い学びの場を経験し、安全マネジメントを実際の社会に活かすことの難しさと喜びを実感できたのではないでしょうか。学生たちの成長にご協力くださいました皆さまに感謝いたします。

学生と大阪銘板の皆様で記念撮影しました

大阪銘板(株)岡山工場長、人事担当の方、関田准教授、学生による懇親会は大変盛り上がりました

 

学長から二言:2012年度より備後の4大学に開放して行っているBINGOオープンインタンシップとその報告会ですが、今年度はかなり趣向を変えて、ポスター発表を始めて取り入れました。。。このブログを読むと、インターンシップの内容の斬新さと相まって、ポスター発表という形式も大成功だったようですねッ!大阪銘板様での安全インターンシップというのもとてもユニークで意義深いもののようですねッ!大阪銘板様、感謝!

この記事をシェアする