【工学部】道の駅福富「あそび×まなびフェス」に参加!
昨年私が製作したうす型コンピュータ「ぺらこん」を使ったプログラム教室と作品展示を、4月28日(土)に東広島市の北部にある道の駅湖畔の里福富のGW企画「あそび×まなびフェス」にて実施してきました。こちらは工学部の「みらい工学プロジェクト フィジカルコンピューティング講座」の面々によって行われました。
この様子を、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー、伍賀が報告します。
「道の駅湖畔の里福富」展望台からの眺めが美しい
今回の参加メンバーは、情報工学科の山之上教授、スマートシステム学科の田中准教授と私伍賀、情報工学科の学生3名とスマートシステム学科の学生1名の合計7名です。大学のある松永から自動車で1時間ちょっと移動し、東広島市の北部の道の駅湖畔の里福富にやってきました。ここは、中国山地の中の福留ダムの側にある道の駅で、キャンプ場や遊具公園が併設されている施設です。今回はその一角の多目的ホールで、プログラム教室を中心とした作品展示などを行いました。
多目的ホール入り口に、持参した看板を設置
学生作の立て看板「プログラミング体験とフィジカルコンピューティングであそぼ」
今回は、私が昨年のオープンキャンパス工作教室用に制作したオリジナルのコンピュータ「ぺらこん」を数台準備し、電子オルガン風の楽器や、バクダン探しゲームなどを準備して遊びながら、プログラムを体験してもらう教室を実施しました。文部科学省は2020年からのプログラム教育必修化を検討しており、多くの皆さんもこの分野に興味があるというお話をされていました。もっとも、小さいお子さんには、コンピュータやプログラムの面白さの体験をしてもらうのが狙いです。
田中准教授が熱心に講義
来場者は家族連れの方が多く、小さいお子さんにはプログラミングは少々難易度が高かったようですが、お父さん方にはプログラムの改造などが大人気、熱心に勉強していただきました。小さいお子さんもコンピュータで遊ぶことには興味を持ってくれました。
兄妹でゲームに興じてくれています。
「コンピュータが楽器になるんだ!」と楽しんでくれました
プログラム教室以外でも、昨年のみらい工学プロジェクト フィジカルコンピューティング講座で制作した作品を展示して遊んでもらいました。フィジカルコンピューティングとは、さまざまなセンサー技術を用いて人間の表情・音声・動作などをセンサーで捉え、電子機器を制御することがテーマの一つです。今回は、噴水のコントロール、ボート操縦、動くパーフェクトヒューマンなどを持って行きました。
噴水とラジコンボートの操縦
近づいた人間に反応する「アイムパーフェクトヒューマン」
またスマートシステム学科からは、昨年のロボカップなどで活躍した無線化改造のレスキュークローラを展示して遊んでもらいました。こちらも小さいお子さんに大人気でした。スマートシステムの魅力がちょっとでも伝わったかな?
レスクロの操縦はやはり大人気!!
たくさんのお子さんに楽しんでもらいました
今回のイベントでは朝早くから夕方まで、情報工学科とスマートシステム学科の学生が積極的に運営に参加して大活躍してくれました。最後の会場の掃除まで念入りにしてくれた学生の皆さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。他人に教える、わかってもらうということは勉強と成長の貴重な機会ですので、多くの収穫があったと思います。
会場掃除もさいごまでキッチリ。ご苦労様でした!
みらい工学プロジェクト フィジカルコンピューティング講座はまだ始まったばかりですが、これからも魅力のある学習を実践し結果を公表していく予定です。学生のみなさん、がんばりましょう!
学長から一言:このような催し物の一つ一つが、子どもたちの未来を創っていきますねッ!!!参加のちびっ子さんたち、将来を期待していますよ!!!学生の皆さん、教員の皆さん、お疲れさま!