【スマートシステム学科】計測自動制御学会中国支部学術講演会で学生が研究発表
11月23日(土)、岡山大学にて第28回計測自動制御学会中国支部学術講演会が開催されました。今年の学会でも、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の学生と大学院工学研究科電子・電気工学専攻の大学院生の発表が多数ありました。この様子について、スマートシステム学科の伍賀が報告します。
この学会は毎年秋の終わりに開催され、工学部スマートシステム学科からも卒業研究やゼミの研究を頑張っている卒研生や大学院生が多くの研究発表を行っています。昨年は、県立広島大学で開催され、その様子をこのブログでも公開しました。
今年は、スマートシステム学科の卒研生が3人、大学院生1人、学部1年生1人が研究発表のために登壇し、昨年を上回る人数の学生が参加しました。
・ バイク用インホイールモータを用いた不整地用クローラ型ロボットの試作と制御
岩本 大河(B4), 沖 俊任(教員)
・ 実機ロボティックスワームを指向した小型実機移動ロボットの改良と製作
伍賀 正典(教員), 田中 幹人(B4)
・ 低周波帯域音を用いた距離計測
中村 優一(M2), 川島 雄太(B4), 三谷 康夫(教員)
・ CNNを用いた海藻画像の分類に関する研究
桑田 航平(B4), 田中 聡(教員)
・ センサーネットワークを用いた地表付近CO2濃度の多地点連続計測データから見えるもの
新木 智博(B4), 香川 直己(教員)
・ 飛行及び陸上ロボットを用いた災害救助シミュレーションに関する研究
行平 将望(B1), 伍賀 正典(教員), 山本 正史(B1), 佐々井 陸(B1)
以下に、学会の様子を紹介したいと思います。
沖研究室4年生の岩本さんのメカトロニクス1のセッションでの研究発表の様子です。スマートシステム学科の軽作業室で電動バイクを改造し、大きな不整地用のクローラ型ロボットを制作する作業を連日頑張って進めています。今回の発表では、その進捗の発表を行い、質疑応答では質問のコメントに的確に応えることができていました。この調子で卒業研究を進めていってください。
沖研究室 岩本さんの研究発表の様子
学会では、昼食の時間に岡山大学の渡辺桂吾教授のセミナー「無人移動体の研究開発:陸から空と海へ」 を聴講しました。ランチョンセミナーということで、お弁当を食べながら聴講する形式です。セミナーの内容は、陸海空のドローン開発に関する研究の話で、学生の皆さんも学ぶことが多かったと思います。
ランチョンセミナー 左から行平さん(1年)、新木さん(4年)、香川教授
また、先日のブログでも報告したETロボコン全国大会ガレッジニア部門でも発表した「飛行及び陸上ロボットを用いた災害救助シミュレーションに関する研究」に関して、1年生の行平さんが研究発表のために登壇しました。さらに、スマートシステム学科1年生の笹井さん、山本さん、謝さんも学会に参加してくれました。準備の時間がなかなかとれないなかで、行平さんは発表と質疑応答を頑張ってくれました。座長の先生からの厳しい質問やツッコミにも的確に応答できていたように思います。
1年生の行平さんです。発表前にやや緊張の面持ちかな?
今回の学会では、発表のために登壇した学生以外にも1年生、2年生、3年生が参加し、学会の雰囲気に触れてくれました。他大学や企業の研究発表を見ることで、多くの学びがあったようです。この経験を今後の卒業論文、修士論文、そして1、2、3年生はこれからの学生生活に活かしていって欲しいですね!
学会に参加したスマートシステム学科メンバーで記念撮影しました
学長から一言:スマートシステム学科の学生の皆さん、1年生の時から研究熱心で、頼もし~い!!!しっかり、頭と体を使って学び、応用しましょうねッ!!!