【社会連携センター】じばさんフェア2019で研究内容を紹介

【社会連携センター】じばさんフェア2019で研究内容を紹介

じばさんフェア2019が、「再発見!びんごものづくり」と題して11月16日(土)~17日(日)に福山市ものづくり交流館(福山市西町1-1-1エフピコRiM)で開催されました。主催者は、一般財団法人備後地域地場産業振興センターです。福山大学の学部・学科や研究内容を市民の皆様に分かり易く理解していただくように工夫して紹介しましたので、学長室ブログメンバーの社会連携センター中村が報告します。

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今回は、「福山大学工学部スマートシステム学科」、「福山大学コミュニケーションデザイン研究室」及び「福山大学研究推進委員会」の3ブースで出展しました。

「福山大学工学部スマートシステム学科」からは、仲嶋教授香川教授田中准教授関田准教授沖准教授伍賀准教授が研究内容を出展しました。

「福山大学コミュニケーションデザイン研究室」からは、情報工学科の中道准教授が研究内容を出展しました。

「福山大学研究推進委員会」からは、副委員長の仲嶋教授、生物工学科の岩本教授及び佐藤准教授、海洋生物工学科の有瀧教授及び水上講師が研究内容を出展しました。

会場は、7階の福山市ものづくり交流館と1階正面入り口の2個所で行われ、福山大学は7階の福山市ものづくり交流館内の市民ギャラリーA・Bに出展ブースを配置しました。

10時のじばさんフェア開場と同時に、連日にわたって多くの来場者が訪れました。
福山大学のコーナーに入ってすぐ右では、スマートシステム学科による学科紹介及び研究内容の紹介も行いました。
スマートシステム学科の学生である新木さんが、子どもたちに自分の卒業研究内容や学科の研究内容などを紹介しました。

ゲームセンターに行けばUFOキャッチャーで景品をゲットできますが、ここではアーム状のキャッチャーで景品をゲットできるような試作ロボットが展示されていましたので、女の子も楽しそうに遊んでいました。

ゴーグルをのぞき込めば立体画像が見えます。
このシステムのカメラ部分を海底に沈めると、海上で海底の様子を立体画像で見ることができます。
立体画像は、海底探査時に大変有効な手段となります。

画面上の仮想的な亀(タートル)に指示を出し、移動した軌跡を図として描画するタートル・グラフィックスの説明です。複雑な形や絵が簡単に描けます。
テーブルに置かれているのは、アクリル板を福山大学のイメージキャラクター「ふくりん」に切り抜いたストラップです。これは無料配布しました。

スマートシステム学科を少し進むと「福山大学コミュニケーションデザイン研究室」のブースになります。これは、プロジェクションマッピングの輪郭部にレーザー光を照射してコントラストを強める研究です。

遠くの壁に自由に絵を描くことができる技術を子どもたちに体験してもらいました。小さな子も頑張って書いていますね。

情報工学科と海洋生物科学科のコラボレーションによる展示です。
画面に映っているのは情報工学科の展示で、まずスキャナで読み込んだ模様を球状の餌の表面に写り込ませます。その写り込ませた球は水面から海底まで落ちて行きます。その球を魚が食べると、球に写り込ませた画像が今度は魚の体表の模様となるものです。面白いですね。
手前では、近海に住む本物の稚魚の透明骨格標本を樹脂へと封入してストラップにしています。
体験が終わったら、頑張ったご褒美として学生からお菓子のプレゼントがあります。

瀬戸内海に住む小さな生き物の展示です。タツノオトシゴや親になっても小さいカワハギなど可愛い魚が泳いでいます。

フジツボが触手を出してプランクトンを捕食している様子を珍しそうに見学していました。

しまなみテッポウギスプロジェクトによって養殖されたテッポウギスです。

このプロジェクトは「廻鮮寿司しまなみ」や「カネキ水産」とも共同研究を行っています。

日本固有種のアカネズミの標本を見ながらアカネズミの食性や特徴などを説明しています。

アカネズミは日本の自然環境に様々な影響を与えます。

パンフレットコーナーでは、足を止めてじっくりと読まれる訪問者もいらっしゃいました。
また、社会連携センターが作成して置いていた「研究者情報一覧」や「研究成果発表集」といった冊子は日曜日の10時ごろには無くなり、あまりの好評に驚きました。

また、姉妹校の福山平成大学も出展していました。こども学科に来るお子さんは可愛いですね。

1階ピロティ―では、食事のできるコーナーも準備されていました。

第3日曜日は「わくわくリムの日」ということで、1階の入口では今年もリムHAPPY抽選会が行われていました。1,000円以上を購入すると抽選会場で抽選できます。
また、1品が3,000円程度する景品もあり、当たれば鐘が鳴ります。

一般財団法人備後地域地場産業振興センターが主催のじばさんフェアは、この他にも様々な企画が準備されていて、他のコーナーでも多くの来客者で賑わっていました。

福山大学は、地域貢献及び地域活性化の一助となるように、このような催しへ積極的に参加してまいりますので、これからも引き続きよろしくお願いいたします。

 

学長から一言:社会連携センターの教員を中心にして、工学部のスマートシステム学科、情報工学科、そして生命工学部の生物工学科、海洋生物工学科の教員や学生の皆さん、福山大学発の“びんごものづくり”の多様な形、最新の形を、しっかりアピールできましたねッ!!!お疲れさま!

 

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