【工学研究科】第39回医療情報学連合大会にてハイパーデモ
参加者数が3,000人を超える医療情報学連合大会で、医療ベッドの研究を進める大学院生がその成果を発表してくれました。
工学研究科の中道(情報工学科・准教授)です。
今回は、学会にてハイパーデモを行った武田さんから紹介してもらいます。
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工学研究科1年の武田です。
医療情報学連合大会が、千葉県の幕張メッセで11月21日~24日に開催されました。
連合大会のメインテーマは「IoT時代の医療情報の利活用」
すでに、体温、血圧のバイタルサインや血糖値等のバイタルデータなどが、電子カルテに自動的に入力される仕組みが実用化され、またそれらの膨大なデータからAIを用いて新たな知見を創出することも視野に入っています。
https://jcmi39.org/index.html
これまでも情報系の学会で発表したことはあったのですが、医療系は規模が違うなと思いました。私の発表会場は、ポスターや企業展示も同じ会場で本当に広く、多くの企業の方々が訪れました。
私は、ハイパーデモ「透析患者向けベッドにおける仮想タッチパネルの可視化」として、仮想タッチパネルを指先へのプロジェクションマッピングで可視化するというデモを実施しました。医療系ではタッチパネルのシステムが増えましたが、触るたびに消毒とかしなければいけないので、触らずに操作ができる仮想タッチパネルに関心を持っていただきました。
また、福山大学の卒業生の方々にも訪問していただきました。医療業界やIT業界についても教えていただき、就職活動として多くの企業展示も回ることができました。本当にありがとうございました。
学長から一言:武田さん、研究内容もとても面白いし、たくさんの他の研究にも触れることが出来、さらにその業界の卒業生とも交流が出来て、素晴らしい経験でしたねッ!