【薬学部】平成30年度 福山大学薬学部白衣授与式

【薬学部】平成30年度 福山大学薬学部白衣授与式

今年も144名の薬学部新5年生が病院・薬局実務実習へと巣立っていきます。この実務実習は、これから薬剤師になる学生が実際社会の薬剤師さんの仕事を体験し、多くのことを学習していく実習です。自らの目的である薬剤師という仕事の実際、本質を知る貴重な体験です。この会場にいるのは、実習に行くために、4年生の時にCBT/OSCEという試験に合格した新5年生たちです。大学の先輩、後輩、仲間、ご家族の方々もお祝にかけつけてくださいました。本日(4/28土)は、白衣授与式、私は薬学部学長室ブロガーのAIです。

まず、鶴田薬学部長より5年生総代が「基準点到達証明書(CBT/OSCE合格証)」をいただきました。これがあれば、病院や保険調剤薬局に実務実習に行けます。このために、これまで努力して勉強してきました。「パッヘルベルのカノン」の調べにのせて、鶴田学部長から、5年生総代の町支さんがいただきました。


白衣授与です。「カノン」をききながら厳かに、所属研究室の先生から1人ずつ手渡ししていただきました。白衣の胸には、福山大学のシンボルマークがはいっています。福山大学薬学部学生として、ほこりと自信をもってがんばっていくのです。

 

さあ、白衣を身に着けて再入場です。。調べは、「エルガーの威風堂々」。身がひきしまる思いですね

激励のお言葉をいただきます。まず、大塚副学長から。「みなさん、おめでとうございます。皆さんは、ただいま仮免許をもって車を運転しはじめたところです。社会でさわがれているように、いま医療にはさまざまな問題がおきています。決してあなどらず、自覚、ほこり、責任感をもって、気持ちを新たにして実習に行ってくれるよう、白衣を授与しています。みなさんは、今後も課題研究、国家試験とひきつづきがんばっていかなくてはいけません。」

 

5年生総代徳永君が「誓いの言葉」を述べました。「学長、副学長、学部長をはじめとするすべての先生方、ご臨席いただいた保証人の方々、友人たち、本日は、白衣授与式を挙行してくださり大変ありがとうございました。5か月の実習に真摯にむきあい、福山大学の薬学生であることを誇りに思って、医療人としての心構えを学ぶべくがんばってくることを誓います。」

最後に、鶴田学部長から。「私たちの教育にみごとに応えてくれてありがとう。この実習を通して薬剤師として『患者によりそう』とはどういうことなのか考えることが大切です。そのためには何をすべきであるのか。実務実習で薬剤師の使命を十分体験してきてください。そして次の3のお願いがあります。1.薬剤師としての知識、技能、態度を臨床の現場で発揮してほしい。2.自分は薬剤師として社会で役立つのだと感じてほしい。3.医療人としての自覚をもってほしい。大きく成長して大学にもどってきてくれるよう期待しています。」

ただ、うれしいだけでなく、これからの責任を感じます。実習先の薬剤師の先生方、がんばりますので、どうぞよろしくご指導お願いいたします。

 

学長から一言:今年の白衣授与式は、私用で欠席しました。。。すみません。。。でもこの学長室ブログの記事と写真で、学生の皆さんの決意がしっかりと伝わってきましたよ!!!長期間の実習になりますが、気を抜かず、体調管理をしっかり行い、たくさん学んで帰ってきて下さい!!!実習先の皆様、皆さんの後輩が育ちます。。。よろしくお願いします!!!

この記事をシェアする