【心理学科】大学院生と学部生が中国四国心理学会で発表!
学部生も発表!中国四国心理学会の参加報告です。
皆さんこんにちは。心理学科の大杉です。徐々に涼しくなると同時に、いよいよ三蔵祭も近づいてきましたね。本日は、先週末に開催された中国四国心理学会での学生の活躍について、宮崎由樹准教授に紹介していただきます。
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認知心理学研究室の宮崎です。
10月19日(土)~20日(日)に中国四国心理学会第75回大会が開かれました。
中国四国心理学会は、中国四国地方の心理学の進歩と普及を目的として設立された地域心理学会です。その歴史は古く、1942年に創設されました(学会の歴史についてはこちら)。
2019年度大会は、香川大学で開催されました。
本学からは、人間科学研究科の大学院生2名と心理学科の学部生1名が参加し、日頃の研究成果をポスター形式で発表しました。
大学院1年生の岡﨑麻衣さん(犯罪心理学研究室)は、「SCITを用いた模擬テロ実行犯メンバーの検出―P300を指標として―」について発表しました。
同じく大学院1年生の呉浦南さん(健康心理学研究室)は、「自動思考およびネガティブな反すうが抑うつに与える影響」について発表しました。
学部4年生の岩井安恵さん(認知心理学研究室)は、「自己顔の全体的な魅力に影響を及ぼす顔部位の検証―知覚像と記憶像の比較―」について発表しました。
3名とも他大学の教員や大学院生との議論を通じ、たくさんの助言をもらえたそうです。
学部4年生の岩井さんは、初めての学会発表ということで、開始前は非常に緊張した面持ちでした。
しかし、何度か説明を繰り返すうちに緊張もほぐれ、しっかりと発表することができました。
3名の今後の研究の進展に期待しています。
2020年度大会は、広島大学で開催される予定です。
中国四国心理学会は、大学院生だけではなく学部生も研究発表できます (学部生研究発表)。
彼/彼女らの後に続き、学会で研究発表を行う後輩が増えることを期待しています!
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学生のうちから学会発表を経験しておくことは、とても大切なことですね。皆さんしっかりした発表ができたようで、素晴らしいと思います。来年以降、私も楽しみにしています。
学長からの一言:自分の行った研究を他の人に発表して意見をいただくと言うことは、自分の成長のためのとても良い糧となります。。。特に大学院生は地方学会だけでなく、ぜひ全国学会にも参加して、よりレベルの高い研究の仲間入りができるように挑戦して欲しいですねッ!全国学会や国際学会への院生・学生の発表参加に対しては、学長室予算から旅費の補助支援をすることもできますよ!