【生物工学科】ラオス醸造研修所研修 キックオフ・ミーティング

【生物工学科】ラオス醸造研修所研修 キックオフ・ミーティング

福山大学ラオス醸造所で初めての研修を行うことになりました! 12月初旬に1週間の予定とのことで、岩本教授(生物工学科長)よりの報告です。こちらの記事もあわせてご覧ください。学長室ブログメンバーの吉崎が投稿します。

キックオフ・ミーティング

説明する秦野教授(先日、ラオスの下見をしてきました!)

本研修は、夏休み明けに急遽、参加者募集を開始しました。当初は3人ぐらい志願してくれないかな、5人集まったら御の字だなと危惧していましたが、ふたを開けたら、あれよあれよという間に15~16人の学生さんから手が挙がり、最終的には14人の精鋭がラオス研修に参加することになりました。内訳は1年生が7人(うち女子学生4人)、2年生が5人(うち女子学生2人)、3年生が2人です。その第1回キックオフ・ミーティングを10月15日(火)のお昼休みに行いました。

真剣な眼差しで説明を聞く研修参加予定の学生

盛りだくさんの研修内容

今回の研修は、研修所でサトウキビの刈り取り、運搬、搾汁、発酵、蒸留など一連のラム酒製造工程を学ぶだけでなく、現地の方々との交流やラオス国立大学農学部との交流、そして共同研究のための調査など多彩な内容を含みます。ちなみに、引率教員は秦野教授佐藤(淳)准教授です。

福山大学ラオス醸造研修所近くの道(ナーソン村)

まず、ラオスに着いたら、現地ナーソン村の小学校を訪れて子供たちと交流します。また、村長さんが歓迎会を催してくださるそうです。そのお返しとして、村の子供たちや皆さんのために、日本で靴や絵本を調達して小学校で贈呈式をしようと計画しています。また、現地では靴も絵本も不足しているそうで、絵本なら日本語でも良いそうです。贈呈品は参加者が手分けして調達しますので、協力してくださる方がいらっしゃれば、是非お知らせください。

ラオス国立大学農学部の建物とホール

さらに、研修の後半はラオスの首都ビエンチャンに移動します。まず、ラオスの最高学府であるラオス国立大学農学部に行って、現地の学生さんと交流します。簡単な英語での自己紹介を交えて、両大学の学生間で友達づくりを行います。ラオス国立大学は、キャンパスのほとんどがビエンチャン市内にありますが、農学部だけは森の中にあるそうで、こんな所に大学があるの?という所に約1,000人の学生さんがいるそうです。楽しみですね。

JICAラオス事務所

そのあとは、JICAのラオス事務所を訪問してJICAの活動を学んだり、ラオスの伝統織物の染色工場で体験したり、色々な研究施設を訪問したりと、いくつできるかわかりませんが、せっかくの研修なのでできるだけのことをやりたいと思っています。最終日はフリータイムを設けており、グループごとに活動計画を立てて、思い思いの活動をする予定です。

織物工場

大学祭展示(事前学習)

研修の参加者は、事前学習としてラオスの歴史や文化、経済や言語について調べており、その成果を来週10月26日(土)~27日(日)に一般公開される福山大学第45回三蔵祭(大学祭)で展示します。ちなみに、場所は17号館生物工学科1階の学生実験室です。皆さん、是非見に来てくださいね。

決意を新たに! 学生14人と引率教員2人

★現地の写真は、いずれも先日秦野教授がラオスに出向いて撮影したもの★

 

学長から一言:小さな「福山大学ラオス醸造所」を足がかりに、大きな発展の芽が出てきましたよ!!!福山大学ラオス研修所ができるかな!?!ラオス国立大学の学生とも交流が進んで、留学生が行き来するようになると素敵ですねッ。。。と、学長の膨らんだ夢も背負って、学生の皆さん、行ってらっしゃい!

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