【国際交流】カリフォルニア大学リバーサイド校での夏期語学研修

今年度は、カリフォルニア大学リバーサイド校（University of California, Riverside、略称はUCR）の夏期語学研修に９名の学生が参加しました。語学研修に引率した国際交流課の清藤と神原がレポートします。

プログラムは、INT（Intensive English Program）という英語運用能力を集中的に高めるプログラムとCCP(Communication and Culture Program)というアメリカ文化を学びながら英語力を磨いていくプログラムの２つがあり、本学の学生はCCPの２週間コース（８月１８日〜９月１日）に４名、CCPの４週間コース（８月１８日～９月１５日）に２名、INTの４週間コース（８月１８日～９月１５日）に３名が参加しました。

９名全員の出発は８月１８日の朝で、広島空港に集合し、カリフォルニアのオンタリオ空港には現地時間の８月１８日の夕方に到着しました。空港にはスタッフの方々の出迎えがあり、バスで一路UCRへ向かいました。３０分ほどで到着し、いよいよホストファミリーたちとご対面です。学生たちはドキドキしながら自分の番を待ちます。名前を呼ばれ、ホストファミリーから満面の笑顔で手を振られると不安だった学生たちも笑顔になって、挨拶しました。早速、車に乗り、これから２週間ないし４週間お世話になる自宅へと向かいました。

８月１９日、UCRへ初登校しました。この日は１日中オリエンテーションでしたが、UCRの教職員から大学での過ごし方やホストファミリーと生活をする上での注意点などの説明を受けた後、クラス分けテストを行いました。たくさんの英語のシャワーを浴びて疲れたことでしょう。

火曜日からはいよいよ授業がスタートです。学生たちは、細かくレベル分けされた少人数クラスで英語の授業を受けます。「どうしたら地球の環境を守れると思いますか？」そんな質問にクラスメートと英語で話し合い、意見交換をします。最初の方は全然英語を聞き取れなかったようですが、毎日毎日英語の授業を英語で学んでいるうちに、英語力が上がっていくのを実感していったようです。

INTの学生たちは、午後も集中的に英語のスキルアップに努めます。CCPの学生たちは、午後からは教室を飛び出してスポーツやアクティビティをしながら楽しく英語を学びます。何をするにも使う言語は英語です。この素晴らしい環境で、学生たちは毎日英語力をあげていきます。

週末の土曜日と日曜日には、UCRがショートトリップのツアーを企画してくれて、学内の学生サービスカウンターでチケットもバスも手配してくれます。今回はみんなでカリフォルニアのディズニーランドへ行きました。本場アメリカのディズニーランドのここでしか乗れないアトラクションに乗ったりパレードを見たり、この日は夜までみんなで楽しみました。

学生たちは語学研修中、ホームステイをして一般の家族と毎日生活を共にします。家で毎日朝食や夕食を食べながらホストファミリーたちと会話をしたり、子供たちと遊んだり、温かいサポートの中、ホームステイでの生活もすべて英語の学習の場です。

ホストファミリーとはたくさんの思い出ができたようです。さらに、週末にはロサンゼルスの街やユニバーサルスタジオなど、たくさんの観光地にも連れていってもらったようですね。

楽しかった日々はあっという間でした。最後は涙のお別れです。「また絶対遊びに行くね！」「日本にも来てね！」帰国してからも毎日ラインのやりとりをしている学生もいるようです。UCRの洗練された授業プログラムもそうですが、少々英語が苦手でもしっかり話を聞いてくれて毎日温かくサポートしてくれるホストファミリーの存在は、学生たちの成長にとってとても大きな役割を果たしてくれていると思います。

出発前、初めて海外に行く学生は特に不安そうな表情をしていましたが、どんどん海外に慣れ、英語を使ってコミュニケーションを取っていく姿を目の当たりにしました。カリフォルニアでの研修を終えた学生たちのこれからの更なる成長が楽しみです。

【番外編】

日本へ帰国する際に、台湾で飛行機の乗り継ぎをしました。乗り継ぎ時間は約１２時間あり、台湾を散策することになりました。その時、今回の語学研修で学生と新たに仲良くなった台湾人の友人が、台湾のおいしい食べ物や観光スポットを案内してくれました。こうして異国の地でできた友人と再会できて、学生もとても嬉しそうでした。

学長から一言：大学の支援を受けて、外国に学びに出かける学生が随分と増えてきました！今回の学生の皆さんも、すばらしい語学研修になりましたねッ！そして素晴らしい経験になりましたねッ！これからの大学での学びにしっかり生かしていきましょう！！！すべての関係者の皆様に、心から感謝！！！