【生命栄養科学科】夏休み子どもお料理教室を開催!
福山市立東村小学校の子どもたちが、生命栄養科学科の学生と一緒にお昼ご飯作りに挑戦しました!
生命栄養科学科は『食から地域に貢献』することを目指して、様々な活動を行っています。
本年度から新たに「食と健康のひろば ローズスクエア」を立ち上げ、新しい取り組みにも挑戦しています。
今回は、新規事業の1つである『夏休み子どもお料理教室』を8月29日(木)に開催しました。
その様子をY助手に紹介してもらいます(投稿は生命栄養科学科の学長室ブログ担当S)。
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『夏休み子どもお料理教室』は、地域に住む子どもたちを対象に、本学科の学生との調理体験を通じて食を楽しみ、食の自己管理力の基礎を培うことを目的に実施しています。
今回は、「じぶんでつくるよ!おひるごはん」をテーマに、小学校2~3年生の児童が昼食作りにチャレンジしました。
また、生命栄養科学科の学生ボランティアも、教室運営や調理補助のため多数参加しました。
始めの挨拶に続いて、いよいよお料理教室がスタートです。
調理を始める前に、まずは学生から料理中の安全のための注意点を聴きます。
料理は、美味しく・彩りよく作ることはもちろんですが、何より安全に行うことが大切です。
怪我ややけどをしてしまっては、楽しく料理をすることはできません。また、衛生管理(手洗い、身支度)は、食中毒予防に重要です。
さらに、包丁の使い方のデモンストレーションも行いました。
子どもたちは包丁を使うのを楽しみにしていましたが、「ちょっと怖いけど、上手に使えたら嬉しい」
そんな気持ちを大切に、包丁の使い方も調理の前にしっかり勉強しました。
説明が終わり次第、ペアの学生と一緒に調理室へ移動しました。
エプロンと三角巾を着け、丁寧に手洗いをしたら、いよいよお料理スタートです。
調理は、児童と学生の2人1組で進めます。学生は、児童の皆さんを全力でサポートします。
サラダの野菜を切っています。練習どおり、皆さん、とても包丁の使い方が上手ですね。
やけどに気をつけながら、フライパンでパスタの具材を炒めます。
サラダも2人分きれいに盛り付けます。
完成しました!
今日のメニューは、『夏野菜スパゲッティー、ミモザサラダ、ぶどうゼリー』です。
全部みんなで作りました!
作った後は、みんなで仲良く会食しました。また、楽しくおしゃべりしながら食べました。
児童の皆さん、自分で作ったお昼ご飯はいかがでしたか?
きれいに盛り付けられていて、味もとてもおいしく仕上がっていましたね。
食べ終わったら片付けも自分たちで行い、使った食器も丁寧に洗いました。
最後に、今日のお料理教室の振り返りを食育クイズで楽しみました。
ちょっと難しい「季節の野菜」のクイズも、見事に正解でした。
児童の皆さんが説明をきちんと聞いていたことや料理の時に注意点を守ってくれたことが分かり、私たちも嬉しかったです。
すべての日程を終え、石井学科長より修了証が贈られました。
児童の皆さん、1日しっかり頑張りましたね!
これからも、料理や食べることを楽しんでくれることを願っています。
また、参加した学生ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。
事前準備の様子です。食育クイズや説明のための教育媒体づくりや立ち稽古、部屋の飾りつけなど、しっかり準備をしてくれました。
この『夏休みこどもお料理教室』は、学生教育の観点からコミュニケーション力や指導力の向上、栄養教育の対象者理解を深め、管理栄養士としての実践力の向上に資する取り組みとして位置づけています。学生の皆さんは、この経験を生かして次のステップへ進んでください。
生命栄養科学科の「食と健康のひろば ローズスクエア」は、食から地域に貢献することを目指しています。同時に、管理栄養士を目指す学生が食に関する活動を通じて、学びを深める場でもあります。地域に必要とされる管理栄養士を目指して頑張る学生を、これからもよろしくお願いいたします。
●「夏休み子どもお料理教室」担当教員
准教授:西 彰子(gerardine@fukuyama-u.ac.jp)
助手:久保田 結香(ykubota@fukuyama-u.ac.jp)
助手:山本 沙也加(syamamoto@fukuyama-u.ac.jp)
学長から一言:子供たちにとっては料理とそれにまつわることを学ぶ場となり、学生たちには管理栄養士としての実践力を身に着ける場となり。。。。ウインウインの関係で、お互いに学びあえる、お互いに成長を助け合える、素敵な料理教室ですねッ!!!そしてみんなで、自分たちで作ったものを食べて楽しめて、す・て・き!