【生命栄養科学科】管理栄養士の国家試験対策合宿@因島

【生命栄養科学科】管理栄養士の国家試験対策合宿@因島

今年度の合宿では、「最初が肝を合言葉に腎臓解剖学から病気、そして、その栄養療法などを一連の流れとして重点的に理解できるよう企画しました。。。生命栄養科学科では、国家試験対策の一環として毎年夏に強化勉強合宿を因島キャンパスにて行っています。

また、勉強だけではなく、4年間の大学生活で最後の夏の思い出になるような楽しいイベントも盛りだくさんの合宿になっています!

4年生のOさんからその時の様子のリポートが届きましたので、生命栄養科学科の学長室ブログ担当Sが紹介します。

 


 
8月22日(木)~23日(金)に、因島のマリンバイオセンターにて1泊2日の国試対策勉強合宿を行いました。

台風の影響がとても心配でしたが、当日はなんとか天気にも恵まれ、良い合宿となりました。

まずは、現在の自分の実力や苦手な分野を知るために、テストを行いました。

 
午前の講義は、組織解剖学的な分野です。菊田先生から、腎臓の構造や役割など基本の知識を詳しく学びました。

 

昼食後は、マリンバイオセンターに隣接する水族館の見学を行いました。

バックヤードに入って大きな水槽の魚に餌をやったり、普段できないような体験ができました。

 

適度にリフレッシュをしたら、授業再開です。

午後の前半は、ワンステップ上がって臨床分野の講義です。

田中先生からは、検査値や腎機能障害について学びました。午前の講義で腎臓の基礎知識が定着していたため、とてもわかりやすく理解が深まりました。

村上先生からは、食事療法について学びました。食事療法について、改めて勉強しなおすことができて良かったです。

 

後半は、実際の症例をもとにグループワークを行いました。

臨床倫理の四分割法に基づき、患者さん自身だけではなくその家族を含めた環境要因を考慮し、より最適な治療方針を限られた時間の中で話し合い検討しました。

非常に複合的な事情が絡み合っているため、何が患者さんの求めることに一番近いか、そして生活のしやすさを損なわないようさまざまな支援や治療法、調理法、メニューの提案、妥協できる点はどこかなど悩みながら意見を出し合いました。

そして、最後にグループごとに発表を行い、自分のグループでは出なかった考え方も聞くことができ、非常に有意義で新鮮な体験でした。

 

夕方からは、いよいよ待ちに待った!みんなが大好きなBBQです!!!

 

炭火で焼いたお肉や野菜が、空腹に染み渡ります!

 

さらに花火もして、とてもいい思い出となりました。

 

次の日に、まずは朝食を食べて体と頭に栄養を与えてから、元気に勉強スタートしました!!!!!

2日目は、知識の定着を図る勉強メニューです。

助手の神波先生・西山先生手作りの、様々な応用問題の演習や国家試験の問題の正文を覚えるための復習のプリントやクロスワードを解くことで、1日目の内容をもう一度確認しました。

特に、応用問題演習では、国家試験に出る計算問題の解き方を学びました。

 

昼食後、再び確認テストを行ってどのくらい身についたかを再確認し、1泊2日間の合宿が終了しました。

合宿に参加した学生全員が1回目のテストの点数を上回ることができ、確実に知識を自分のものにすることができて、力が付いたことを実感しました。

 

この2日間、普段と環境を変えることで、集中して勉強に取り組むことができました。また、1つのテーマに絞って、解剖学、疾患、食事療法の順番で勉強できたのでわかりやすかったです。勉強面以外にもBBQ、花火、水族館と、大学生最後の夏の思い出になりました。

最後に、食事面などでサポートしてくれた2年生の皆さん、ありがとうございました!

 

学長から一言:4年生の皆さん、厳しく楽しく厳しく、しっかり勉強できたようですねッ!!!これで国家試験もバッチリ!2年生の皆さん、裏方のサポートお疲れ様!皆さんも2年後を目指して、今からしっかり学び続けましょう!期待しています!

この記事をシェアする