【スマートシステム学科】全国学会Robomech2019広島で院生が発表!

【スマートシステム学科】全国学会Robomech2019広島で院生が発表!

一般社団法人日本機械学会が中心となって開催する全国学会ロボティクス・メカトロニクス講演会 ROBOMECH2019 が、6月5日(水)から8日(土)の日程で広島国際会議場で開催されました。昨年のROBOMECH2018北九州に引き続き、スマートシステム学科から学生(大学院生)と教員が参加し、ポスター発表を行いました。この様子を工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が報告します。

学会会場の広島国際会議場は、福山大学のある松永から新幹線や路面電車を乗り継いで約1時間かかります。広島平和記念公園の敷地内にあるコンベンションセンターには、全国から多くの研究者や学生が集まりました。今回の学会のテーマは「産業を再興するロボティクス・メカトロニクス」で、ものづくりの伝統のある土地である広島の特徴が活かされ、地場の企業からも多くの出展がありました。

会場の広島国際会議場

スマートシステム学科からは、沖研究室の大学院生である白井さんが「福祉ロボティクス・メカトロニクス(1)Welfare Robotics Mechatronics」のセッションに「障がい児に対する指導計画支援を目的とした視線情報取得システムの提案」というタイトルでポスター発表を行いました。この研究では、電動車椅子の利用者の視野画像から、より操作しやすい移動機器を提案しています。白井さんは昨年のROBOMECH2018北九州は参加のみでしたが、今回は研究発表を行い、質疑応答を経てたくさんのアドバイスや知見を得ることができたようです。

ポスター発表ブースでやや緊張の様子です。

研究に対しての質問に熱心に対応しています。

今回のロボティクス・メカトロニクス講演会 ROBOMECH2019では、沖准教授と私が実行委員として会議の裏方で参加していました。梅雨時のため、雨が激しく2日目の開会が遅れるというハプニングもありましたが、大きなトラブルも無く、全国から多数の研究者、学生、企業の皆さんに参加いただき、盛大な学会を開催することができました。このような全国学会で研究発表することは、大学で研究に携わっている者にとっての晴れの舞台でもあります。

広島国際会議場で記念撮影(白井さんと沖准教授)

他の多くの研究者からご助言をいただいたり、多種多様な多くの研究を見て意見を交換することは研究意欲を高めるために大変刺激になります。修士論文の完成までにはまだまだ時間がありますので、今回の経験をこれからに活かして、より良い研究活動ができるように期待しています。

因みに、私も「ロボティックスワームを指向した小型実機ロボットの行動獲得に関する研究」というタイトルで研究発表を行いました。学生に負けないように研究活動をしていきたいです。

私も発表では多くの質問を受けました

 

学長から一言:院生はしっかり研究をしてその成果を発表し、多方面から意見や批判をいただくことがとても大切ですねッ!もちろん教員も、学生指導や大学運営で忙しい中でも、学生や院生に負けないように、しっかり研究を!!!

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