【経済学科】「3×3FESTIVAL2019」に学生が大会サポートスタッフとして参加!
6月23日(日)に銀河学院中・高等学校で開催された「3×3FESTIVAL2019」に、経済学科3年生の5名(岩本拓樹くん、慶留間大智くん、田中香帆さん、中川実優さん、則本真侑さん)と2年生の2名(小方将平くん、瀬底利梨愛さん)、経済学科OBの1名(三宅健太さん<2018年度卒業>)がサポートスタッフとして参加したので、経済学科の中村和裕がその様子をお伝えします。
3×3とは3人制バスケットの名称で、国際バスケットボール連盟(FIBA)が正式なルールを設け、2007年から「正式競技種目」として認定され、2020年東京オリンピック・パラリンピックの正式種目にも採用されている競技です。
本学経済学科スポーツマネジメントコースでは、いかに速く走るかや、いかに遠くに飛べるかといった身体機能や競技力の向上を教えているのではなく、まちづくりにスポーツを如何に活用できるのか、また産業としてのスポーツとはいかなるものかなどのスポーツ経営やスポーツ産業に関する学問を提供しています。
その実践として、試合の勝敗だけではない満足度への貢献という観点から、飲食ブースや縁日コーナーを出店しました。今回の出店では、社会福祉法人虹の会さんと株式会社エブリィさんにご協力をいただき、出店の準備を行いました。出店の内容をどういったものにするかなど、事前の打ち合わせを重ねて当日を迎えました。
今回の「3×3FESTIVAL2019」には、備後地域在住の小学生から高校生までの77チームが参加し、大会主催者の発表によると約300人の選手とその関係者を合わせると全体で約650人が参加した大会となりました。
白熱した試合が繰り広げられ、また大会途中では日本プロバスケットチームの広島ドラゴンフライズに所属する朝山正悟選手兼任ヘッドコーチによるバスケット教室が開催されました。
試合が終了した選手や選手関係者の未就学児や小学生は、縁日コーナーにてボウリングやストラックアウト・輪投げなどを楽しんでくれました。また、それを本学の学生がとても盛り上げていました。飲食ブースでは販売を通じて多くの人との交流を行いました。特に、年代の近い小中高生は、普段関わることの少ない大学生との触れ合いをとても楽しそうにコミュニケーションしているのが印象的でした。なかには写真を求められる本学の学生もいました。
アルバイトで対価をもらうのが当たり前の学生たちが、地域振興や地域スポーツ振興の中で多様な人との関わりから損得勘定を超えるなにかを感じたなら、それはとても嬉しいことです。損得勘定を超える何かの積み重ねが、自分自身が社会をどう生きていくかということを確立するはずだと信じるからです。
大会関係者の方からは、試合だけでなく縁日コーナーや飲食ブースなどのアクティビティがあり、そこで活動する元気な大学生が会場全体を盛り上げてくれたと、感謝の言葉をいただきました。活動の場を提供してくださった銀河学院中・高等学校の皆様、共に出店してくださった社会福祉法人虹の会・株式会社エブリィの皆様、誠にありがとうございました。そして、なにより大会参加選手の皆様、大変お疲れ様でした。
学長から一言:経済学科スポーツマネジメントコースの中村和裕講師による、大変ユニークなそして大変学生にとって有意義な活動の紹介でしたねッ!学生の皆さん、お疲れさま!関係者の皆様、こうして学生を育てるサポートをしていただき、感謝!感謝!感謝!