【剣道部】中四国女子個人チャンピオンとして全国大会へ!! 男子2名も全国大会出場!
女子7名、男子8名が出場し、女子学生選手権大会において、経済学部経済学科4年の福間未歩さんが見事に優勝しました!
工学部スマートシステム学科の香川直己です。今回は、私が顧問を務める剣道部の朗報をお伝えしたいと思います。
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令和元年6月9日(日)、松山大学御幸キャンパスにて第51回中四国女子学生剣道選手権大会、ならびに第66回中四国学生剣道選手権大会が開催され、女子128名、男子256名が学生剣道の中四国個人チャンピオンを目指しました。福山大学からは女子7名、男子8名が出場しました。
そして、非常に嬉しいことに女子学生選手権大会において、経済学部経済学科4年の福間未歩さんが見事に優勝しました!
これらの大会は全日本大会の予選を兼ねており、男子は上位16名、女子は上位10名が出場権を得ますが、男子の部である学生選手権大会では、経済学部経済学科2年の若林大亜くんがベスト8、同じく2年の久保克実くんがベスト16の好成績を収め、女子優勝の福間さんと共に全日本大会への出場を決めました!
女子個人での出場は2年ぶりですが、ほぼ福山大学の歴史と共に歩んできた剣道部も中四国女子個人チャンピオンの誕生は創部以来初めてのことです。また、男子の選手権大会出場は11年ぶり、男女でのアベック出場となると尾方直文氏(中四国学生選手権優勝)、田代 健氏と山本由香氏(中四国女子学生選手権3位)が出場した平成16年に遡ります。(因みに、尾方氏はこの年出場した全日本学生選手権大会でベスト8の快挙を遂げました。)
部員は現在28名で、主将の小橋雅也くん(工学部情報工学科4年)が率い、剣道部OBの峠 周治監督(学生課参事、六段)の指導のもとで毎日主体的な稽古を続けています。これまで部員たちは稽古の成果がなかなか出ずに苦しい思いもしてきたと思いますが、この大会では明らかに全員が気合の入った良い試合を展開し、惜しくもあと一本というところで出場権を逃した選手もおり、着実にこれまでの稽古の成果が出ていたと思います。
実は、優勝した福間さんは、教育実習の真っ只中でした。大会直前には十分な稽古ができず、この大会も実習の合間をぬっての出場でした。話を聞くと、教育実習では、毎日身が引き締まる思いをしているとのことでした。勝ちに不思議の勝ちありと言いますが、私はこの試練が厳しい稽古の如く凛とした心を作り、無欲の勝利を引き寄せたと思っています。
男子の若林くんと久保くんは同学年で、どちらもスラットした長身で見事な程に背格好も同じです。普段から仲が良く、稽古では好敵手としてお互いに切磋琢磨しています。この度の大会では、奇しくもベスト8を懸けた戦いで対決することになりました。これもライバルの運命かもしれません。
さて、第53回全日本女子学生選手権大会は6月29日(土)に、第67回全日本学生剣道選手権大会は6月30日(日)に、いずれもエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されます。また、福間さんは6月29日(土)に行われる第13回全日本女子学生剣道東西対抗試合(団体)にも中四国チャンピオンとして西軍の要となり、出場します。
福間さんは、優勝の余韻に浸る間もなく閉会式が終わるや否や郷里にとんぼ返りし、教育実習に臨んでいます。更に鍛えられた精神で、中四国地区チャンピオンとしてのご活躍をお祈り申し上げます。若林くんと久保くんは好敵手として精神的に支え合い、相乗効果での好成績を期待しています。
そして、私は彼女らの素晴らしい活躍を目の当たりして、自分の剣道を鍛え直したくなってしまいました!
学長から一言:剣道部、快挙!!!部員皆で高めあった成果!!!女子学生選手権大会で優勝した福間未歩さんは、教育実習の思い出と共に、この優勝を一生忘れることはないでしょう!全国大会でも、大学時代の最大の思い出として、全力を尽くしてがんばってください!若林大亜くんと久保克実くんも、全国大会出場、おめでとう!一戦一戦しかり戦って、たくさん学んで帰ってきましょうねッ!福山大学の皆が、応援していますよ!