【心理学科】新任教員5名、一気に紹介!

【心理学科】新任教員5名、一気に紹介!

新たな風が吹く心理学科にご注目ください!今年度、心理学科には5名の新任教員が着任しました!

皆さん、こんにちは。心理学科の大杉です。本日は、私も含め5名の心理学科新任教員について、一挙にまとめてご報告します!なかなか個性的で楽しいメンバーがそろっていますよ!ぜひお楽しみください♪(今日のブログはちょっと長いです!笑)

まずはさっそく写真から。右から、枝廣和憲准教授、福留広大助教、武田知也講師、高野裕太助手、そして私大杉朱美(講師)です。

<今年度の新任教員集合!一号館の桜とともに>

 

まずは、枝廣和憲准教授から紹介しましょう。

Q:これまでの活動と専門分野について教えてください。
これまで、医療・教育・福祉・地域などの分野で臨床してきました。特に、教育分野での臨床・研究を主なフィールドとしています。
子ども・青少年・若者やそれにかかわる人たちも含めて、関連する課題が複雑化・深刻化しているといわれています。その背景には、その人たちの、“育ち”・“成長”・ “活躍”などを支える「場(環境)」が少なくなっていることがあります。「人」と「場(環境)」は相互に影響しあってしています。この「場(環境)」について、心理学や教育学、建築学や都市計画学など関連する分野の実践者と研究者とチームを組んで、実践と研究を進めています。

Q:意気込みとメッセージをお願いします!
自分自身を振り返ってみると、大学生のときが一番充実した日々を過ごしていたと思います。「よく学び、よく遊べ」というように、「学ぶこと」と「遊ぶこと」を両立させることが大切です。「遊ぶ」とは、単に遊ぶことだけではなく、正課外活動などで、社会と触れ合うことも含まれます。「場(環境)」には、自分自身も含まれています。こうした、誰もが幸せでいられる「場(環境)」づくりを、ともに学び、考え、実践・研究していきましょう。

 

次に、福留広大助教です。

Q:これまでの活動と専門分野について教えてください。
昨年度までは広島大学大学院に研究員として在籍していました。専門分野は社会心理学になりますが、私の場合はどちらかといえば「社会」というよりは「個人」のほうに焦点を当てており、自己評価や自尊感情について調査法を用いて研究しています。

Q:意気込みとメッセージをお願いします!
大学教員1年目です。何事にも丹念に取り組みたいと思っています。研究は大変な苦労を伴うものでもありますが、指導を通して、学生の皆さんに少しでもその面白さが伝えられたら…と思っています。学生の皆さん、簡単なことではないですが、大学生活では自分の情熱を注げられる何かを見つけられると良いですね。

 

お次は、武田知也講師、お願いします。

Q:これまでの活動と専門分野について教えてください。
福山大学に着任するまで大学病院の精神科で勤務していました。大学病院では、精神疾患を抱えた方々を対象に心理療法や心理検査など、いわゆるみなさんがイメージする心理師の業務を行なっていました。
今後は精神疾患を抱えた方々の症状改善だけでなく、その方々が望むような生活を送るための一助となる研究を行なっていきたいと考えています。現在は、統合失調症や発達障害を抱えた方々の生活の質(Quality of Life: QOL)改善に医療心理学がどのような貢献ができるかを研究しています。

Q:意気込みとメッセージをお願いします!
大学生活は楽しいだけでなく、悩むことも多い時期ですが、みなさんの大学生活がより充実したものとなるよう新米教員としてサポートできればと考えています。
みなさまよろしくお願いいたします。

 

次は、高野裕太助手

Q:これまでの活動と専門分野について
福山大学に着任する前は、北海道にある大学院の博士課程にいました(現在も在籍中で、博士論文を執筆中です)。また、精神科クリニックにも勤務し、「こころの問題」を抱えてしまったと言われる方に心理検査、心理療法を行っていました。
私の専門分野は、完全主義、認知行動療法です。最近では、産業ストレスの研究にも着手しています。

Q:意気込みとメッセージをお願いします!
新しく何かをスタートさせるときにはワクワクとドキドキが一杯です。私も北海道から広島県に来るとき、初めて福山大学に出勤したとき、ワクワクとドキドキで一杯でした。新しいことに挑戦するときの最大の武器は「若さ」です。学生の皆さん、大学生活の中で新しいことにたくさん挑戦してみてくださいね。それでは、よろしくお願いいたします。

 

最後に、私大杉朱美について。

Q:これまでの活動と専門分野について
この3月まで、兵庫県警の科学捜査研究所に勤務していました。いわゆる元「科捜研の女」です(自分で言うのは恥ずかしいのですが)。人の持っている記憶・情報を科学的に探る「ポリグラフ検査」が専門です。11年間、現場の捜査員の皆さんと事件解決に全力を尽くしてきましたが、この度、科学捜査の進展により広く貢献するため、そしてそれを担う多くの人材を生み出すための教育・研修に力を入れるために、本学に移りました。
日本で初めての「捜査心理学研究室」を立ち上げました。ポリグラフ検査に限らず、プロファイリングや取調べ等、犯罪捜査に役立つ心理学的手法に関する研究・教育を進めています。「捜査心理学」や「交通心理学」等の講義を開講しています。興味のある方はぜひ声をかけてください!

Q:意気込みとメッセージ
初めての大学教員、初めての広島県と、初めてだらけの私ではありますが、やる気と元気には自信があります。伸び伸びと明るく、健やかな学生の皆さんが、卒業後も社会に、世界に、力強く羽ばたいていけるよう、全力でサポートするつもりです。もちろん私自身も、安心安全な社会の構築に少しでも貢献できるよう、勇往邁進していく所存です。皆様、よろしくお願いいたします!

 

以上、心理学科の5名の新任教員紹介でした。学内にお越しの方は、各教員の研究室のドアに設置されたプレートも見どころですよ(学生の力作です)!それでは、次回の心理学科からの報告もお楽しみに!

 

学長から一言:心理学科は、国家資格の公認心理師の取得できる学部、大学院となったことで、教員の補充がしっかりされましたねッ!さらに福山大学の心理学科は平教授に加えて大杉講師を迎え、全国的にも珍しい犯罪心理学のメッカも目指しています!乞う、ご期待!!!

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