【薬学部】研究チームによる学会発表がマスメディアで紹介!
「地域薬局における潜在的ロコモリスク者の握力測定によるスクリーニング方法に関する検討」と題した研究成果を、日本薬学会第139年会(日時:2019年3月20日~23日、場所:幕張メッセ(千葉県))において発表しました。この研究成果が「薬事日報社」の新聞記事として大きく紹介されました!薬学部の杉原成美教授からの報告です。(学長室ブログメンバー五郎丸、投稿)
薬事日報社の新聞記事 ※掲載許可を得ています
要介護となる要因の一つとして、骨粗鬆症やサルコペニア(筋肉量の低下)などによる運動器症候群、いわゆるロコモティブシンドローム(ロコモ)が挙げられます。地域薬局がロコモリスク者の早期発見を行い、運動習慣や食生活改善等についてのアドバイスによりロコモ予防を行なうことは、要介護となるリスクを減少させる上において大きな意義があります。
今回、研究発表を行った広島びんごフィジカルアセスメント研究会は、福山大学薬学部の教員と地域の薬剤師の有志により8年前に結成され、これまで健康に係る地域貢献活動やそれに関連した研究活動に取り組んできました。今回の研究成果は、毎年、宮地茂記念館で行っている健康サポートフェアで収集したデータを解析したものです。研究会のメンバーで、中国中央病院の薬剤師として働いている卒業生が研究会を代表して発表を担当しました。
学長から一言:地域の人たちの健康維持・増進に直結した素晴らしい研究ですねッ!データを提供してくださった地域の方達へも素敵なリターンです。。。後期高齢者の私にも他人事ではありません!!!