【心理学科】「産業心理学」で「アヲハタ ジャムデッキ」を見学
心理学科の専門科目「産業心理学」を担当する宮﨑講師が、受講生と共に職場見学を行いました。
ブログメンバー(心理)の野寺です。今年度の職場見学では、竹原市にあるアヲハタジャムデッキを訪ねたそうです。訪問時の様子やその後の学生の活動について、宮﨑講師から報告がありました。
職場見学
産業心理学は、仕事のあり方、仕事に対するやる気、職業性のストレス、コミュニケーションに関わる問題、安全衛生、消費者心理などなど・・・産業や組織に関わる人間の行動の特徴や背景にある心理状態について研究する分野です。
心理学科の3年次専門科目である「産業心理学」では、授業で学んだことと実際の職場・日常社会とをつなげて考えることができるように、広島県内の職場見学のフィールドワークを毎年開催しています。
2018年度は竹原市忠海町にある「アヲハタ ジャムデッキ」を見学しました。その見学の様子と事後学習(ポスター発表会) の様子をお届けします。
アヲハタ ジャムデッキへ
2018年12月18日(火)、「産業心理学」を受講する50人近くの学生が「アヲハタ ジャムデッキ」を見学しました。
まず、全体説明会を実施していただきました。アヲハタの歴史や名前の由来(どうして“アオハタ”ではなく、“アヲハタ”という表記なのでしょうか?)、商品展開、クリーンルーム等の設備などの様々な視点からアヲハタ社やアヲハタジャムについて紹介していただきました。
次に、実際の生産体制や設備を見学するために製造工場に向かいました。工場内は撮影禁止でしたので、残念ながら写真はありません。学生は、ジャムの製造工程や安全管理面の工夫(アヲハタジャムの瓶のフタにブルーライトをあてると・・・(?)) 等に関する説明について、非常に熱心に聞いていました。 また、ジャムの試食をさせていただく機会もありました。
パッケージデザインに関することや人気商品に関することなど、アヲハタの社員の方々に熱心に質問する学生も見られ、学生たちにとっては大変有意義な見学になったようです。
ポスター発表会
「アヲハタ ジャムデッキ」の見学後、グループに分かれて、事前に調べたことや見学当日に見聞きした情報をポスターにまとめ、発表会を行いました。
「アヲハタジャムと安全衛生」、「アヲハタジャムとブランディング」、「アヲハタジャムとパッケージデザイン」のように、学生は様々な産業心理学的観点から発表を行いました。
なお、他の授業の履修の関係で「アヲハタ ジャムデッキ」の見学に参加できなかった学生のうち、何人かは「八天堂」や「神戸ワイナリー」へ自主的に見学に行ったそうです。
最後に
今回のフィールドワークを通じて、就職活動を控える3年生が、自分たちの地元に「こんなに良い企業があるんだ!!」ということを直に体験できて大変良かったと思います。
「アヲハタ ジャムデッキ」の皆さま、どうもありがとうございました。
学長から一言:「アヲハタ ジャムデッキ」の皆さま、ありがとうございました!学生はとても良い学びが出来たようで、感謝、感謝!!!ところで、なぜ「アオハタ ジャムデッキ」ではなくて「アヲハタ ジャムデッキ」なのか、最後まで読んでも分からな~い!?!