【就職課】経済学科の学生がローカルジョブサミットに参加しました

【就職課】経済学科の学生がローカルジョブサミットに参加しました

11月9日(土)に広島市の広島テレビホールにおいて、広島県中小企業家同友会主催の「Jobway ローカルジョブサミット」が開催されました。本学からは経済学科の3チームが出場しましたので、その様子について就職課の平が報告します。

 

ローカルジョブサミットとは

このイベントは、「学生の視点で発見!地元企業プレゼン展」というサブタイトルが付いているように、広島県中小企業家同友会の会員企業を学生たちが訪問取材し、企業の一推しポイントを見つけ、就活を始める仲間へわかりやすく紹介するというイベントです。今年は福山大学のほかに、広島県立大学、広島経済大学、広島国際大学、広島修道大学、広島文教大学、安田女子大学、広島女学院大学、尾道市立大学の9大学19チームが参加しました。

プレゼン直前。他大学の皆さんも緊張が伝わります

福山大学から経済学科3チームが参加

経済学科の佐藤ゼミは日鐵鋼業株式会社、高羅ゼミは有限会社大下木型製作所、田中ゼミは松岡製麺有限会社の3社を担当しました。

学生たちは10月に入り、学園祭の準備と並行しながら、企業と日程調整をして工場見学をし、現場の社員さんや社長さんに説明を受け、その内容をまとめました。その後も複数回にわたり企業の担当者とメールや電話にてやり取りをし、ポスターを完成、さらにプレゼンテーション用のスライドも作成するという昨年より2週間も短いハードな作業をこなして本番を迎えました。

今年はポスター発表とプレゼンの両方を審査員がチェックされ、それぞれ学生たちにコメントもいただきました。本学からの参加者は最優秀賞は逃したものの、高評価をいただきました。

審査員の前でポスター発表。

 学生らしい視点でのポスター発表

来場した学生たちが「知らない会社だけど、聞いてみようかな」と思えるようなインパクトのあるポスターが並び、隣接する発表を順に聞いていました。また、企業ブースへの来訪者が1人でもあれば説明を始めるため、最初はぎこちなかった説明が次第に来場者の興味を惹きつける話し方へと向上していました。

2チームでポスター発表を分担

ポスター発表 日鐵鋼業チーム

ブースでは実物の木型を参加者一人一人が手に取って触れられるように工夫しました

ブースでの発表。後ろの方まで聞こえる声を出して頑張りました

企業による丁寧なバックアップ

今年初めて参加された大下木型製作所をプレゼンする際には、聞きなれない仕事の説明をするのに設計図を提供いただいたり、実物の木型をお借りしたり、企業によって準備された制作物も併せて説明に使わせていただきました。

ステージ発表とポスター発表の二刀流

それぞれのブースでポスター発表を行った後、ホールのステージでスライドを用いたプレゼンテーションを行いました。

ポスター発表では、参加者が訪問するたびに説明を繰り返すため、回数を重ねるごとにプレゼン力が上がりました。一方、ステージ発表のメンバーたちは、制限時間8分の一発勝負とあって、当日も間際まで発表練習をして、本番に臨みました。

たいやきの木型で説明

中小企業だからこそできる、1社1社に合わせた麺づくりをしっかり説明していました

夏の暑さを乗り切った社員思いの秘策も説明

学生からの感想コメント

・自分の能力を発揮し伸ばすことができ、良い経験になった。

・グループワークの大切さを改めて考えさせられる場となった。

・あまり知らなかった広島の中小企業の存在・取り組みを知ることができてすごく勉強になった。

・他のチームの色んなプレゼンを見ることで、人前で発表することが苦手な自分にとって学べることがたくさんあった。

・個人としては限られた時間の中で、企業様と連絡を密にとり、実際訪問し、それをポスターに、最後はプレゼンという形で経験できたことは自身の成長につながったと思います。

・他大学の学生のプレゼンを見て実力不足だと感じるところも多々ありました。この経験を生かして、今後の就職活動に役立てていきたいです。

・各大学のポスター、スライドの特徴を見ることがとても楽しかった。

・普段耳にしない企業の情報を知ることで自分の視野を広げることが出来た。

 

最後になりましたが、日鐵興業株式会社、有限会社大下木型制作所、松岡製麺有限会社のご担当者様および経営者の皆様、お忙しいなか取材後もアドバイスをいただくなど本当にありがとうございました。また、広島県中小企業家同友会様には本学学生たちのためにバスをチャーターして頂き、感謝申し上げます。

 

学長からの一言:広島県中小企業家同友会の会員企業について学生目線で紹介するプレゼン力を競うコンテストに出場した経済学科の3ゼミ代表の皆さん、お疲れ様。担当企業の取材やポスター制作、魅力的な説明の仕方など、社会人力の向上の点で素晴らしい経験になったことでしょう。準備段階からご協力いただいた企業関係者の皆様に私からも御礼を申し上げます。

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