【図書館】「第12回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加!

【図書館】「第12回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加!

図書館倶楽部(学生目線で図書館利用者を支援し、図書館の利用促進を目指し様々な活動をするボランティア団体) のメンバー3人と附属図書館スタッフの吉津が「第12回大学図書館学生協働交流シンポジウム」(以下、シンポジウム)に参加しました!今回は初めての対面参加とオンライン参加が組み合わさったハイブリッド形式で開催。メンバーの2人は開催地の鳥取へ、1人はオンラインで参加しました。今回その様子を吉津がお届けします(投稿は大谷)。

 


今年のシンポジウムは鳥取大学で開催されたため、対面参加する赤木彩乃さん(海洋生物科学科2年生)と近藤乙葉さん(メディア・映像学科2年生)は朝早く福山駅から出発し、いざ鳥取へ!途中の電車では、シンポジウムで発表する図書館倶楽部の活動報告の打ち合わせをしていたようです。そして、鳥取大学に到着!他大学に来ることがほとんどないので、2人はキャンパスマップを見ながら「広い〜!」とか「キャンパス内に古墳がある!後で見てみよう!」と盛り上がっていました。

電車の座席をチェックし、いざ鳥取へ! 

鳥取大学正門前

会場にはすでに何人か集まっており、みんな意外にもリラックスしている様子でした。
到着後、図書館倶楽部の2人は電車の中で打ち合わせした内容を再確認したり、発表用のパワーポイントを修正したり、最終チェックをしていました。

発表の内容を打ち合わせ中

シンポジウム1日目は各大学の図書館ボランティアやサークル活動の報告、その後、グループに分かれてフリートークが行われました。
活動報告は前半はオンライン参加者、後半は対面参加者のグループが報告し、その後に質疑応答の時間が設けられました。各大学の活動報告を聞いてみると、どの発表も上手にまとめられており、展示班、広報班、イベント班、グッズ班、利用案内班のチーム体制を取って活動する大学の話や図書館総合展でのブース出展、ラジオの生中継や図書館のオンラインツアーなどをした報告が聞け、面白かったです。
本学の図書館倶楽部の順番になり2人が前に出て発表をしました。今までの活動(「SDGsな工作教室」に参加! 図書館倶楽部、イベントに参加! 図書館案内動画「はじめての福山大学附属図書館」完成! など)と今後の活動について報告しました。2人とも緊張しつつも、事前に打ち合わせした内容もきちんと発表していました。発表後の質疑応答でも、質問にしっかり答えることができていました。

発表する図書館倶楽部メンバー2人

活動報告の後はグループに分かれてフリートーク。図書館倶楽部の2人は別々のグループでフリートークに参加し、他大学の学生との間で、活動の様子や工夫していること、困りごとなど、いろいろ話ができたようでした。

私も他館のスタッフと学生の活動への関わり方やメンバー集めについて話をすることができました(参加していたので、写真は撮れませんでした…汗)。

1日目のプログラムを終え、学生と懇親会に参加して他大学の方と親睦を深めました。懇親会は鳥取大学の食堂でビュッフェ形式の軽食を取りながら行われ、決められたグループ内でお話しました。懇親会では学生と図書館スタッフ混合のグループになり、私の席では活動についてよりも雑談が多く、和やかな雰囲気でお話ができました。1日目だけでもかなりいろいろなお話を聞くことができたと思います。

懇親会で出されたビュッフェ!

2日目は、事前に課題として出された「コロナ禍の影響により忘れられたサービスや、新たに導入されたがあまり使われていないサービスについて」と「それに対して実施している取り組みについて」のワークショップを行いました。
ワークショップは、オンラインと対面、学生と図書館スタッフ混合のグループで行いました。私たちのグループでは、学生はみんなコロナ前の状況を知らないことが問題になりましたが、代わりにコロナ明けで困っていることを話し合いました。たくさんの意見や解決策を話せて、有意義な時間になりました。特に他大学の学生の声を直接聞けたことがとても興味深かったです!
最後に、その情報を他のグループと共有しました。

2日目、始まる前の会場の雰囲気

2日間のシンポジウムを通して、図書館倶楽部の3人からは「他大学の活動を知り、視野を広げるきっかけになりました。紹介された中で魅力的だと感じた取り組みは、今後の活動に積極的に取り入れていきたいです。」「他大学の学生、先生たちとの交流により新たな考えや価値観に触発されました。これから沢山の人たちに来館してもらうにはどうしたらいいのか案を練ることも想像力が広がり、これからがとても楽しみです。色々なことに取り組んでいきたいと思いました。」「シンポジウムでは、他大学図書館の方々の活動内容を深く知れただけでなく、今後の活動を行う上でのアドバイスをたくさん聞くことができました。」との声があり、今後の活動ややる気に繋がったようです。

私も今回初めて対面参加をして、他大学の活動や意見を直接聞き、図書館倶楽部でできそうなことや学生からの意見を参考にして今後の活動に生かしたいと強く思いました。次の図書館倶楽部の活動では、図書館で今回作ったインスタグラムを使って本の紹介などをしていきたいと思っています(興味がある方はぜひ覗いてみてください!福山大学附属図書館【公式】 インスタグラム)。もちろん、他にも色々やる予定なので、図書館倶楽部に興味を持った方、何かやってみたいと思った方はぜひ図書館倶楽部に参加してみてくださいね!

 

学長から一言:図書館をこよなく愛する図書館倶楽部のメンバーと図書館スタッフが、オンラインも含めて鳥取大学で開催の「大学図書館学生協働交流シンポジウム」に集まった各地の同じ思いの人たちと思い出に残る二日間を過ごせたようです。日頃の活動を紹介し合い、さまざまな経験を交流できたことでしょう。この貴重な体験が本学での次の活動につながって行くことを期待しています。

この記事をシェアする