【グリーンサイエンス研究センター】お昼休みのトーク!
皆さんこんにちは。本年度からグリーンサイエンス研究センター のセンター長を拝命した佐藤(生物科学科)です。グリーンサイエンス研究センターの役割は本学の生命科学分野の研究基盤を支えることにあります。特に本センターから始まった「瀬戸内の里山・里海学」の研究にも表現されているように、本センターでは地球にやさしいグリーンな研究を展開しています。以前は、全学の異なる所属の教員の間で研究の議論を活発に行っていましたが、ここ数年間、コロナ禍の影響で対面での活発な研究交流ができませんでした。そろそろ学内外の研究者で交流をしたいという思いから、以下のようにグリーンサイエンストークを再開することとしました。皆さん、ぜひご参加ください。堅苦しくない、フランクな会です。お昼休憩にふらっと寄ってみてください。場所は未来創造館の1階です。
10月7日(月)12:30-13:00:本学教員による著書の紹介
飛ぶ鳥を落とす勢いで研究を展開し、クラゲ道を究めんとするDr.クラゲこと海洋生物科学科泉貴人講師と、20年以上福山大学でDNAに基づく進化や生態を展開してきたわたくし佐藤が今年7月に刊行の自著について紹介します。どちらの教員もルーツは系統・分類学にあります。生物多様性研究の面白さを感じてください。
10月21日(月)12:30-13:00:One Healthとは何か?
One Healthという言葉は一体何を意味するのでしょうか?一つの健康?わたしの身体の健康は一つ?あたりまえやん。とか考えていないでしょうか?わたしたちの健康は地球の健康とも密接に関連しています。現在、グリーンサイエンス研究センターでプロジェクトを展開している前原昭次准教授がわかりやすく解説します。また、本学でも研究経験を持つインドネシア科学技術革新庁のアンドリア・アグスタ博士にも研究を紹介していただきます(英語)。ぜひ、One Healthという言葉を学んでみてください。
11月11日(月)12:30-13:00:サルの社会のお話
今年4月に生物科学科に着任した石塚真太郎講師が面白いサルの社会のお話をします。石塚講師の専門は行動生態学で、フィールド調査での直接観察から実験室でのDNA分析まで幅広く哺乳類の行動、生態、進化を研究しています。みなさん、ぜひサルの世界を学んでください。
学長から一言:本学のグリーンサイエンス研究センターがセンターに集う学内各部局の研究者によるサイエンストークを実施。コロナ禍などによる一時休止状態から新センター長の下で再開という興味深いお知らせ。昼休みの時間に、未来創造館1階での、肩の凝らなさそうな、地球にやさしい科学の話は面白くなりそうです。