【工学研究科】HI学会論文誌に掲載された喜びの声が届きました!

【工学研究科】HI学会論文誌に掲載された喜びの声が届きました!

工学研究科2年生の川野さんと浜さんが、学部4年生の時に「学校施設の防災力強化プロジェクト」で取り組んだ研究がヒューマンインタフェース学会の論文誌に掲載されました。

工学研究科の中道からの紹介です。

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11月25日(日)に発行されたヒューマンインタフェース学会の論文誌「ヒューマンコラボレーション」特集に、工学研究科2年生の川野さんと浜さんが、4年生の時に「学校施設の防災力強化プロジェクト」で取り組んだ研究「振る舞い記録のためのペアテスティング手法の提案」がヒューマンインタフェース学会の論文誌に掲載されました。

「学校施設の防災力強化プロジェクト」
文部科学省では、地域の特性等を踏まえた実証的研究を行う委託事業を実施し、その成果を広く全国の学校設置者に発信することにより、学校施設における防災力強化の取組を推進しています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/07/1374085.htm

二人から喜びの声を紹介したいと思います。

おふたりからの喜びの声

二人から喜びの声

川野:「準備から実験や分析など半年以上かけているので、論文誌に掲載されてすごくうれしいです。原稿には載っていない新しい発見があるので、修了までの間に学会に参加しようと思います。」
浜:「3か月の長くつらかった実験が報われたことが素直にうれしいです。」

今回、掲載された論文は
中道上、 川野由香子、 浜信彦、 渡辺恵太、 “振る舞い記録のためのペアテスティング手法の提案”、 ヒューマンインタフェース学会論文誌、 Vol.20, No.4, pp.427-434、 Nov. 2018.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/his/20/4/20_427/_article/-char/ja

振る舞い記録のためのペアテスティング手法の提案

振る舞い記録のためのペアテスティング手法の提案

会誌では「ワタシの論文読みどころ」も紹介されています。
論文名:振る舞い記録のためのペアテスティング手法の提案
避難するときの迷いのような振る舞いは、避難行動を解明していくにあたっての貴重なデータです。そんな大事な振舞いの記録を避難する人だけに任せるのではなく、観察する人も一緒に2人で記録した方がちゃんと記録できますよね。このようにペアとなって振る舞いを記録する手法を、本論文では「ペアテスティング手法」と呼んでいます。ご一読いただき、「こんな実験や分析にも使えるんじゃないか」ということがありましたら、是非ご連絡ください。

 

学長から一言: 川野由香子さん、 浜信彦君、学会誌への論文掲載、おめでとう!卒論研究がしっかりと日の目を見たという事ですねッ!ペアテスティング手法というのは、人の行動記録になかなか有効なようですねッ!!!次は、ファースト・オーサーで!期待していま~す!!!

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