【メディア・映像学科】学科主催映画会『寝ても覚めても』を開催!(1/27)

【メディア・映像学科】学科主催映画会『寝ても覚めても』を開催!(1/27)

カンヌ国際映画祭に出品された濱口竜介監督の『寝ても覚めても』を上映!!!

メディア・映像学科では、2012年より学科主催の映画上映会福山駅前シネマモードで開催してきました。6回目を迎えた今回は、今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された濱口竜介監督の『寝ても覚めても』を上映できることとなりました!(メディア・映像学科 阿部)

毎年、カンヌ国際映画祭にどの作品が出るかは大きな話題となりますが、テレビのニュースで本作がノミネートされたことを知り、とても驚くと同時に嬉しくて仕方ありませんでした。と言いますのも、濱口監督とは2013年に開催した第2回の学科主催映画上映会にもご登壇いただき、とてもよくしていただいていたからです。その時には、東日本大震災の被災地を追った『なみのおと』を上映し、作中の話し手と映画館の観客とがどのように関係を結んでいくのかについてお話しいただきました。(本会の様子は、こちらこちらからご覧いただけます。)

その後の濱口監督の活躍は各種メディアを賑わせているとおりで、4人の女性のそれぞれの生き方に迫った『ハッピーアワー』はロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したことを始め、数々の国内外の映画祭で絶賛されました。この作品は、主人公の4人が演技経験がないということでも話題になりました。

今回は、「カメラの前で演じること」に対して独自の方法論をもつ濱口監督の作品を上映できるということで、学生たち10人と映画会実行委員会を立ち上げ、濱口監督の作品や書かれたテキストを読みつつ「あの時の主人公の気持ちはこの表現からも読み取れるのではないか」「あのように行動してしまうことに共感できる!」など言い合いながら作品分析の勉強会を進めています。自分たちが撮影した経験も踏まえつつ、小説から映像へとどのように「翻訳」してきたのかについてなど伺えればと思っています。

冒頭に掲載しました映画会のチラシは、2年生の波多さんが作ってくれました!こちらも印刷ができ次第、各方面に配りたいと考えています。また、映画会実行委員会メンバーとの打ち合わせの様子については、この後もお伝えしていく予定です。メディア・映像学科ブログに学生たちの意気込みを掲載しますので、そちらもご覧ください!

 

■福山大学 メディア・映像学科主催映画上映会『寝ても覚めても』

日程:2019年1月27日(日)13:00開場、13:30開演/17:00閉会

場所:福山駅前シネマモード(〒720-0062 福山市伏見町4-33)

入場料:高校生以下・福山大学生無料、その他は映画館の規程の金額となります。

スケジュール:『寝ても覚めても』上映後、濱口竜介監督と学科学生とのティーチインを予定しています。

問い合せ先:メディア・映像学科 info@fukuyama-media.jp

 

学長から一言:メディア・映像学科、すご~い!地方大学の小さな学科が、こんな映画会を実施するなんて、感激です!濱口監督、ありがとうございます!!!福山大学生だけでなく、高校生以下の若者と子ども達は無料とのこと、たくさん参加してくださいね!

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