生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

学芸員として、たくさんの人々に生き物の生態や魅力を伝えていきたい

学芸員として、たくさんの人々に生き物の生態や魅力を伝えていきたい

在学生にインタビュー!

海洋生物科学科
奥谷日奈子さん
(取材時:3年生)

 

Q. 福山大学の海洋生物科学科に進学した理由を教えてください

小さい頃から水族館が好きで、水族館で働くことが夢でした。大学では海や川などの環境や、そこに生息する生き物について学びたいと思っていました。福山大学の海洋生物科学科は、4つのコース(資源利用育成コース、フィールド生態環境コース、アクアリウム科学コース、水産食品科学コース)があり、学びの幅が広いことが魅力でした。しかし一番魅力的だったのはアクアリウム科学コースがあり、飼育や展示法を学べることです。

Q. 実際に入学してみて、授業や大学生活はどうですか?

高校時代は普通科で学んでいたため、海に関する知識がほとんど無い状態でのスタートでした。しかし、海や川の生態系や生き物について授業で丁寧に教えてもらえ、また座学で学んだ知識を踏まえて実践的に理解を深めることができる実験実習を通して、現在では「海や川などの自然環境と生き物についてちょっと詳しい人」になれたと思います。

 サークル活動では海洋生物研究会に所属し、身近な海の生物採集や清掃活動、市と連携した環境啓発展示の企画・実施を行っています。研究会ではサークルの広報を担当していて、InstagramなどのSNSで活動報告やイベントの告知を行なっていました。研究会のSNSにたくさん掲載されている写真のいくつかは、私が撮影したものです。


同級生と共に大学で飼育されている魚の水槽を掃除する奥谷さん

 

Q. 将来の夢を教えてください

たくさんの人々に生き物の生態や魅力を伝え、興味を持つきっかけを作れる学芸員として水族館で働くことです。3年生から学芸員養成課程の授業が始まったのですが、授業を受けてから水族館に行ってみると、これまで気にしていなかった展示手法などに気づくことができ、自分の進路がより明確になった気がしました。私は水族館の中でも、生き物の魅力を伝えられるような生態展示をしているところが好きなので、もし水族館で働けたら、来園者が楽しみながら、生き物のことを学べるような展示をしていきたいです。

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