【税務会計学科】卒業論文 経済学部長賞 受賞者コメント
3月20日(水)に2023年度学位記授与式が挙行されました。
式に臨む4年生は、それぞれ興味関心のあるテーマで卒業論文を書き上げました。
みなさん、がんばりましたね、おつかれさまでした💦
経済学部では、その卒業論文の中から、優秀な論文を選考し、執筆した学生さんを表彰しています。
今回、2023年度経済学部長賞卒業論文に税務会計学科から選ばれたのは、佐伯駿さんです。
おめでとうございます👏
以下、佐伯さんのコメントを紹介します。
このテーマを選んだ理由
私は就職活動をうまく進められるという自信があまりありませんでした。そのため、どうすれば就職活動をうまく進められるかを研究したいと考えたことがきっかけです。
――身近なところからテーマを選んだのですね。
苦労した点
知りたい内容の文献を見つかることが苦労しました。関連のある論文を読んでいても、知りたかった内容を見つけられず、多くの論文を読みました。また、日本であまり研究の進んでいなかった内容もあったのでそういった文献は英語の論文を読んだりしていました。
――知りたいことを知るために、熱心に文献を読まれたのですね。
工夫したこと
工夫したことは「わかりやすく伝えること」です。誰がこの論文を読んでも理解してもらうために細かく説明しました。そのために論文を読み込み、理解を深めることでわかりやすく伝えることができたと思います。
――自分が理解できていないことを、人に伝えることはできないということですね。
学んだこと
論文を書くにあたり、調査・分析を行う必要があったため、HADというソフトを使い、相関分析やt検定、重回帰分析を行えるようになりました。
――いろいろな分析手法に取り組まれたのですね。
成長したこと
私はいままで文章を読むことが苦手で文章に目を通すだけであまり理解しようとしていませんでした。しかし、論文制作を経験することで文献を丁寧に読み、理解することができるようになりました。
――じっくり文章を読み理解する能力を身につけることができたのですね。
後輩へのアドバイス
論文のテーマを適当に決めるのではなくできるだけ自分が興味を持ったものについて書いた方がいいと思います。興味のないことだと論文を読み込む作業が辛いものになると思います。
――自分が社会の何に興味を持っているのか。自分と社会を知ることから始めるということですね。ありがとうございました。
以上、受賞した佐伯さんのコメントでした。
論文執筆の経験は、今後、おおいに生かせると思います。
このたびは、おめでとうございます。