【スマートシステム学科】じばさんフェアで展示!
自動走行カート、スマートベッド用パラメトリックスピーカアレイ、3Dプリンタと自律移動ロボット、海底カメラ!!! 何~だ、これ?!?
社会連携センター、情報工学科からの報告にもありますが、先の11月17日(土)と18日(日)に「-ええじゃん!びんごのものづくり- じばさんフェア2018」がエフピコRiMの7階にある市民ギャラリー/セミナールーム/工房を中心として開催されました。工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)も、学科紹介として沖研究室の自動走行カート、仲嶋研究室のスマートベッド用パラメトリックスピーカアレイ、そして伍賀研究室から3Dプリンタと自律移動ロボット、またこちらのブログで度々報告している田中研究室を中心として、里海・里山プロジェクトで取り組んでいる海底カメラなどを展示紹介しました。その様子を紹介したいと思います。
前日の金曜日の朝、沖准教授、田中准教授、香川教授、仲嶋教授と学生有志の面々で、搬入作業を行いました。今回はかなりの重量がある自動運転カートや海底カメラなどを展示しますので、トラックへの積み込み作業から始まります。この他にも、多数の研究紹介用のパネルを準備して毎年のことながらイベントに対して大変気合が入っています。たくさんの人に見てもらって盛況な場になれば、、、と祈りつつの準備作業でした。
沖准教授、田中准教授、学生の皆さん、お疲れ様です
エフピコRiMの会場では、スマートシステム学科のブースは以下のようにセッティングしました。パラメトリックスピーカアレイ、自動運転カート、3Dプリンタは稼働の状態で多くの人に注目していただけるように工夫しました。3Dプリンタ上のロビくんのぬいぐるみがご愛嬌です。また、研究を紹介するたくさんのパネルもあり、大変見ごたえがあるブースと・・・なったかな?
スマートシステム学科の展示ブース
また、上の写真では切れていますが、ブースの手前には、みらい工学プロジェクトのETロボコンで使用している走行体ロボットをリモコン操縦にしてお子さんに遊んでもらえるようなエリアを作りました。自分でロボットを動かせるというのはやはり大人気で、たくさんの子供さんで賑わいました。
ロボット操縦ブースは大盛況(こちらは大学院1年生の白井くんが担当)
毎年、このじばさんフェアには、地元の企業から多くの興味深い展示がありますが、昨年、一昨年と3Dプリンタを持ち込み展示しているブースが見受けられました。私の研究室でも同じような3Dプリンタの稼働展示ができないか?ということを考えてきましたが、今年度は当研究室のゼミ生の花見堂くんが中心となって、持ち運び可能なように3Dプリンタのコンパクトな作業ケースを開発してくれて、今回の展示をすることができました。3Dプリンタやレーザー加工機を用いて、計算機でデザインしたロボットや造形物をすぐさま現実世界に作り出すラピッドプロトタイピングは、これからのキーテクノロジーになるでしょう。また、私が担当している工作教室や田中准教授と情報工学科の山之上教授と担当しているみらい工学プロジェクトの「フィジカルコンピューティング」の紹介展示も行いました。
3Dプリンタの上に鎮座するロビくんもにっこり笑顔
通路の対面ブースでは、福山大学全学研究プロジェクトとして里海・里山プロジェクトが紹介されていました。今回は、海底カメラなどの「海中どぼーん」の実物と前回のブログで紹介した海底カメラ映像のビデオを展示し真下。仲嶋教授には来場者の方からたくさんの質問が飛び、高い注目度であることが伺えました。
仲嶋教授が案内する海底カメラ
このブースで人気だったのは、レゴブロックで組み立てられた手を近づけるとセンサが感知して口をパクパクするちょうちんあんこうロボ、実はこのロボットは海底カメラの計測実験に従事している田中研究室のゼミ生の村上くんの作ったものです。どうやら村上くんはレゴビルダーとしての才能があるようで、今後にも期待です。
ちょうちんあんこうロボ、けっこう愛嬌のある顔してる?
さて、展示で疲れてしまったので休憩です、じばさんフェアの楽しみの一つである地元B級グルメの飲食実演販売ですが、今年も尾道ラーメン、府中焼き、瀬戸田レモン唐揚げなどが、1階の入り口付近で販売されていました。お昼ご飯は、ミンチの入ったお好み焼きの一種の府中焼きを美味しくいただきました。毎年、恒例となりつつあるじばさんフェアですが、来年も参加したいですね!
府中焼きは大変美味でした。
学長から一言:教員、学生の皆さん、お疲れさま!日頃の研究の成果を、一般の人にも、子どもにもわかりやすくかつ楽しめるように、展示していましたねッ!スマートシステム学科の「す・ご・さ」を少しは分かってもらえたかな?!?