【海洋生物科学科】卒業生の進路紹介(2)
海洋生物科学科は4つのコースからなり、学生が様々な進路に進むことも特徴です。卒業生から進路に関する「声」が届きましたので、ご紹介します。第二弾の今回は、水族館など生き物に関わる職業に就いた卒業生です。
串本海中公園(海洋生物科学科 2020年卒業)
串本海中公園は、紀伊半島の先端に位置する、海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設です。仕事内容は、海洋生物の採集・飼育・管理、展示の解説、企画展の準備などです。とにかく魚が好きなので、とても楽しく仕事しています。
大学では、因島キャンパスでシロギスの生態について研究していました。キャンパスの目の前が海なので、いつでも海洋生物の採集をすることができ、どこに生物が潜んでいるかを感知する能力が身につきました。この経験は、現在の仕事でも役立っています!
串本海中公園は、水族館だけでなく、海中展望台や海中観光船もあり、生き物の自然の姿を観察できる数少ない施設です。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください(笑)。
株式会社チャーム(海洋生物科学科 2020年卒業)
チャームは、ペット用品の専門店で、店舗だけでなく、ネットでも販売を行っています。仕事内容は、熱帯魚などの管理および出荷、ネット販売の梱包作業、店舗での接客などです。魚に限らず、クワガタなどを飼育することが好きで、この仕事を選びました。大学で学んだ海洋生物の飼育管理の実習は、仕事に大変役立っています。
卒業研究では、藻場の生物相について調べており、採集した大量の生物をひたすら分類する作業をしていました。その際に身についた忍耐力は、現在の仕事にも生かされています(笑)。
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