【心理学科】発達心理学研究室の学生が助成金を獲得しました!

【心理学科】発達心理学研究室の学生が助成金を獲得しました!

ボランティア活動が盛んな心理学科。その特色の1つに、自ら活動資金を得ている点が挙げられます。

本日は「子ども遊び広場」を運営する発達心理学研究室の学生が学長室訪問をした様子について、心理学科赤澤淳子教授からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

 


心理学科の赤澤です。

2023年12月4日に、今年度主体となって「子ども遊び広場」活動を行っている心理学科の発達心理学研究室の3年生7名が、活動のサポート役を務める濱本有希助手とともに、活動に対する助成金獲得について大塚学長に報告しました。 

心理学科では、2007年度より社会連携事業として認定こども園つくしと協同しながら子育てステーションを運営してきました。子育てステーションでは、地域に開かれた子育て支援活動を行っています。2015年度より、発達心理学研究室の学生がこの活動に参加しており、「子ども遊び広場」を実施しています。毎年自分たちで外部機関に対して活動経費の助成申請をし、獲得した経費で主体的に活動を行っています。

2023年度は、黒田莉帆さん(発達心理学研究室3年・広島県立大門高等学校出身)が、(公財)ひろしまこども夢財団の助成金申請代表者を務め、助成金を交付していただきました。今年度はこの助成金で外部講師をお迎えし、乳幼児とその親を対象としたリトミックや科学的思考を育てる遊びを企画しています。

また、今年度は学内の教育振興助成金にも応募し、採択されました。この助成金で、子ども遊び広場のユニフォームも作成することができました。このユニフォームの背中に描かれているイラストは、高城琴羽さん(発達心理学研究室4年・広島県立呉三津田高等学校出身)が作成し、濱本助手と素材や色を相談しながら、業者に注文して完成しました。この優しいピンク色のユニフォームで、学生たちの士気は一層高まったようです!今回の訪問では、大塚学長に助成金のお礼も伝えました。

<子ども遊び広場ユニフォームと背中のイラスト>

学生たちは、(公財)ひろしまこども夢財団の助成金申請書類の作成時に何度も書類を修正したことや、これまでの活動内容、今後の活動計画について、学長に報告しました。大塚学長から、書類作成に対する労いの言葉と、「書類作成は、将来社会人になった時に活かせる。」との激励の言葉を受け、学生もほっと一息。「ユニフォームの色がとても良い。」とのお褒めの言葉もいただき、メンバー同士で笑顔を見せあいました。

以下は、学長室を訪問した学生のコメントの一部です。

  • 大野果凛さん(発達心理学研究室3年・英明高等学校(香川県)出身)

大塚学長に、助成金獲得の報告とこれまでの活動内容を報告しました。学長とお会いするのは初めてで緊張していましたが、私たちの話を親身になって聞いてくださいました。参加する子どもの年齢や行う時期に合わせた企画を考えるのは難しいですが、まだ慣れないながらもいつも楽しく活動できていることを報告することができて良かったです。また、今回着用して訪問した子ども遊び広場のユニフォームについても、たくさんのコメントをくださいました。直接お話しする機会を設けていただけたことを、とても嬉しく思います。

  • 奥光希さん(発達心理学研究室3年・広島県立福山誠之館高等学校出身)

私は、11月に実施した子ども遊び広場の活動内容を大塚学長に報告をしました。具体的には工作の内容、作っている時や出来上がったおもちゃを使って遊んでいる時の子どもたちの様子などをお話ししました。私は最初子どもとの接し方に不安がありましたが、実際に子どもたちとの触れ合いを通じて、1人1人の個性や発達の変化を感じることが出来ました。今後の活動も発達心理学研究室のゼミ生全員で協力し、子どもたちが楽しめるような活動を行っていきたいと思います。

<活動について報告する奥さん>

大塚学長とお話ししている間、学生たちは終始嬉しそうな様子でした。このように、学長と学生が直接コミュニケーションをとれる機会が設けられているということも、福山大学の良さではないかと思います。 

最後に、集合写真を撮りました。

<大塚学長を囲んで集合写真>


優しいピンク色のユニフォームは、子ども遊び広場の活動にピッタリですね!心理学科には、これでオレンジ、スカイブルー、ピンクの3色のユニフォームが揃いました。色だけでピンときたあなたは、福山大学心理学科通です!

年内もう少し、ボランティア活動の話題も報告予定です。引き続きお楽しみに!

 

学長から一言:課外に「子ども遊び広場」の支援を続ける発達心理学研究室の皆さんが、自分たちの活動資金を調達するために学外の助成金を申請・獲得し、着実に活動している様子を直接聴く機会がありました。みんなの表情の明るさが印象的でした。小さなお子さんと関わることで、発達心理学専攻者として学ぶところが少なくないでしょう。助成金を与えてくださった「ひろしまこども夢財団」の関係者の皆様に私からも御礼を申し上げます。

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