【生命栄養科学科】第2回市民フォーラム
平成30年度 第2回 市民フォーラム
11月17日(土)に平成30年度市民フォーラム 食と健康のライフサイエンスの第2回目が、福山駅前の宮地茂記念館で行われました。
第2回目となる今回は、「健康を支える食生活」をテーマに講演を行いました。
福山市食育推進計画2018
まず、福山市保健所 健康推進課 次長の森川先生より、「福山市食育推進計画2018」についてご講演をいただきました。
『食育』が何故今重要視されているのか、また、福山市の食育の課題と取組みについて、エピソードを交えた貴重な講演をお聞きすることができました。
『食育』と聞くと特別なことのように感じるかもしれませんが、朝食欠食を改善する場合、まずはパンやご飯だけからでも始める…等、市民一人ひとりが意識を持って、できる範囲から始めていくことが大切だと改めて学びました。
また、自身の健康に限らず、これからを生きる子供たちの健康を支えるためにも、『食育』は大切です。次代に食育を伝えていくことためにはどうすればよいか、を考えるよい機会になりました。
福山市 健康推進課の取組みについてはコチラから
お口のケアで食事が楽しく元気になれる
次に、生命栄養科学科 久保田 みどり准教授より、「お口のケアで食事が楽しく元気になれる」についてご講演をいただきました。
歯の数が減ると、何故要介護のリスクが上がるのか?
唾液は消化酵素だけではなく、歯の保護や抗菌作用などがある…等、口と健康について様々な観点からお話がありました。
1日3回の簡単な歯磨きよりも、1日1回であっても丁寧な歯磨きが大切である等の実生活に役立つ話をたくさんお聞きすることができたのではないでしょうか。
平成30年度市民フォーラム 修了式
市民フォーラムでは、第1回・第2回をどちらも参加いただいた方に修了証書をお渡ししています。
今年度は、生命工学部 井ノ内学部長より代表者の方に修了証書の授与が行われました。
今年度も食と健康のライフサイエンスへご参加くださった皆様、ご協力くださった関係者の皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。