【建築学科】マツダ研究助成を受けてインクルーシブ教育環境の研究推進!
工学部建築学科の佐々木伸子准教授の研究がマツダ財団の青少年健全育成関係研究助成に採択され、先日その贈呈式が行われました。当日の様子について、佐々木准教授からの報告を投稿します(建築学科学長室ブログ担当S)
建築学科の佐々木です。この度、マツダ財団の青少年健全育成関係研究助成に応募した研究が採択されました。助成金贈呈書をマツダ財団事務局長代理の井上氏が持ってこられ、松田学長立ち合いのもと、受け取りました。
研究テーマは「小・中学校の通級指導教室における発達障害児のための空間的配慮に関する研究」です。
近年、インクルーシブ教育の推進を目指して、障害のある子もない子も一緒に学ぶためのシステムができつつあります。しかし、学校の教室環境はまだまだ多様な障害に対応しきれていません。学校が子どもに優しい環境であるためには何が必要なのでしょうか?この問題について、通級指導教室という場所にフォーカスして、空間整備ガイドライン作成のための研究を行います。
今回、私はマツダ財団の研究助成を初めて受けたのですが、授与書をわざわざ大学まで持ってこられたことに驚きました。民間財団の助成金の多くは、授与式を開催してまとめて授与という形が多いのですが、マツダ財団では若手研究者への支援として研究環境を確認し、所属する機関の代表者にも研究助成の採択を伝えて応援してもらうという取り組みを続けているそうです。おかげで、松田学長にも研究を知ってもらう良い機会になりました。
今回は、なかなか採択されることがない貴重な助成金を受けました。この機会を有効に活用して、しっかりと研究を進めて成果を地域に還元したいと思います。
学長から一言:マツダ財団には、このような地味なしかしとても大切な研究を支援してくださり、心から感謝します。。。マツダ財団の井上紀文様には、わざわざおいでいただき、ありがとうございました。。。全国どこへでも贈呈式は出向いて行われるとのこと、研究助成に対する意気込みと愛情がしっかり伝わってきます。。。佐々木伸子准教授には、おめでとうございます。。。研究成果を期待しています!!!たくさんの子どもたちが待っていますよ!!!