【海洋生物科学科】水族館でイルカ研究その2〜イルカの認知実験〜
海洋生物科学科 山本講師の担当する海洋哺乳類研究室では、かごしま水族館と共同でハンドウイルカの行動や認知について研究を進めています。卒業研究として行われた調査の様子を2回に渡ってお伝えします。
第2回の今回は認知実験についてお伝えします。皆さんも日頃から誰かと一緒に歩いたりダンスをしたり、周りの人に動きを合わせていると思います。ハンドウイルカも息のあったジャンプをしますが、どのように動きを合わせているのでしょう?実験で調べていきます。
認知実験ではトレーナーさんにイルカに合図を出してもらい、イルカの動きをカメラで撮影します。写真に写っている水槽に貼り付けた黒いものは水中マイクです。
水族館で行う研究の中でも認知実験は特に水族館の方々の協力が欠かせません。打ち合わせを重ねて挑んだ実験が無事にできて、学生Tさんと一緒にほっとしました。面白い結果が出るのが楽しみです。