【生物工学科】三蔵祭で学科での学びの内容を公開!
先週行わました三蔵祭では、生物工学科で普段行っている学びの内容について知ってもらう様々な企画を行いました。展示を見に来てくださった方々、どうもありがとうございました。学長室ブログメンバーの吉﨑より報告いたします。
今年は開催日程が昨年より2週間前倒しになったため、夏休みが明けてから限られた時間の中で準備することになりました。
数日前から準備に余念のない学生たち
学びの内容展示
企画内容としては、2年生が構内に植栽されている様々な果樹の栽培記録などをまとめた果樹栽培加工実習、3年生が大学周辺の水質調査結果をまとめた環境分析学実験やマウス・昆虫などの生物標本を展示した生物多様性実習などを柱としました。
顕微鏡で何が見えるかな?
生きたプラナリアを観察中
また、バラ酵母パンプロジェクトのコーナーでは、自然酵母の分離方法や発酵試験の展示、それらを実際に用いて焼いたパンの試食なども行いました。バラ酵母を使ったパンは市内のパン屋さんの協力で限定販売も行っているところで、来場者の方にも好評をいただきました。
久冨教授が来場者にバラの酵母パンの説明
酵母の発酵による炭酸ガスを可視化
ここ数年、毎年展示している福山大学ワイン醸造所を紹介するコーナーでは、学生実習や卒業研究で実際に使っている醸造機器の展示を行いました。また、試飲はできませんが、当醸造所で造ったマスカット・ベーリーAワインの特徴的な香りを確かめてもらいました(飲ませてくれというリクエストに応えられずスミマセン・・・・・)。
来場者にマスカット・ベーリーAの特徴を説明
ワイングラスでタワーを作ってみました!
さらに、隣の喫茶コーナーでは今年もコーヒーや健康茶の無料提供を行いました。広いキャンパスの端にありますので、疲れた足を休めるのに丁度良い休憩場所として人気を博していました。
無料の淹れたてコーヒーも振る舞いました!
名物!アマゴの塩焼き模擬店
最後に、生物工学科の遺伝子工学研究室が毎年出展しているアマゴの塩焼き店は今年も大人気でした! 2日とも午前中には早々に売り切れていたようです。こちらも随分前から竹串を手作りで準備しており、並々ならぬ情熱が注がれています。
炭火でアマゴを焼く秦野教授
今年はお子さんが楽しめる体験コーナーがなかったためか、例年と比べると来場者は少なかったようです。しかし、今回のような学習内容を知ってもらう企画は地域の皆さんへの良いアピールになりますし、何より学生の勉強になります。
来年は内容を洗練しつつ、お子さんも楽しめるような工夫をしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
学長から一言:このブログで大学祭(三蔵祭)での生物工学科の様子が追体験できました!ありがとう!実は私も、手作りの食べ物のたくさんある生命栄養科学科の会場には、孫と一緒に行ったのですが。。。ゴメン!