【建築学科】びんご建築女子「クリスマスこども模型教室」を開催!
建築学科の女子学生を対象としたキャリア教育プログラム「びんご建築女子」(サポート:佐々木准教授)により、「クリスマスこども模型教室」が開催されました。このことについて、運営メンバーの藤田柚葉さん(建築学科2年生・福山市立福山高等学校出身)からレポートが届きましたので、学長室ブログメンバーの山本が紹介します。
皆さんこんにちは!びんご建築女子「こども模型教室」リーダーの工学部建築学科2年生の藤田柚葉です。
12月17日(土)に製図室で「クリスマスこども模型教室」を開催しました!こども模型教室は、こどもの頃から建築に親しんでもらおうとメンバーで考案したキットを使う模型教室です。参加する小学生をびんご建築女子の有志の学生がマンツーマンでサポートしながら一緒に模型を制作します。
今年のクリスマスこども模型教室は「クリスマスリースで街をつくろう!」というテーマで、クリスマスリースの形になぞらえたドーナツ型の土台に、自由に街を制作しました!1年生から4年生まで計11名の小学生が参加しました。
模型教室の開催に向けて、9月下旬からメンバーで準備を開始し、土台のサイズや使用する材料の種類、厚さ、細かい部品など、試作を繰り返しながら決定していきました。約2時間という短い時間内に模型を完成させられるように、準備の段階から小学生の立場に立って考えました。
キット制作の様子
開催前日の金曜日には、全体説明と準備・リハーサルを行い、当日の確認を行いました。メンバー全員が翌日に迫った模型教室に向けて期待に胸を膨らませながら、掃除や会場設営を進めていきました!
製図室のホワイトボードに描いた大きなウェルカムボード
いよいよ待ちに待った模型教室当日!
参加する小学生たちが思う存分楽しめるように朝から準備を整えました!!
直前準備の様子
遂に、模型教室スタート!
受付を終えた小学生たちが続々と教室に入室してきました。開始前には、小学生と二人ペアで話をして仲良くなりました!また、学生と小学生で作業を行うため、保護者の方には隣の教室からガラス越しに見守っていただきました。
最初に全体の説明を行いました。そして、どんなリースタウンを作りたいのか、参加者は担当の学生と相談して構想を練って、設計図を描きました。具体的なイメージが決定したら、模型制作に取り掛かります!!
土台に粉末を振りかけて芝生を生やしたり、
粘土を使ってオブジェを作ってみたり…
粘土でトンネルを作ってみたり…
難しい作業は学生と協力して作っていきます。
そして全員の模型が完成しました!!
参加した小学生一人一人が様々な工夫を凝らして個性あふれる街が出来ました☆
次は発表です!
ジンバルカメラ(手ブレを補正し、カメラが常に垂直・水平に保たれます)を使ってスクリーンに模型を映して発表しました。
制作するうえで難しかった点や工夫した点など、自分が伝えたい内容を学生と一緒に考えて発表しました。他の子の作品を見て「すごい」「いいねぇ」といった感嘆の声があがっていました。
みんなで記念撮影!そろいのエプロンで楽しさ倍増ですね
最後になりますが、クリスマスこども模型教室にご参加いただいた皆様、サポートしてくださった先生方、どうもありがとうございました。
子どもたちに楽しんでもらえて大変嬉しく思います。開催にあたって至らぬ点も多々あったと思いますが、皆様からいただいた“楽しかった“や”また参加したい“などの温かい言葉が私たちの励みとなりました。今後もより良い活動を目指して頑張ってまいります!また皆様にお会いできる日を楽しみにしております!
今後の模型教室の開催については、ホームページの他にこども模型教室のInstagramでもお知らせする予定です。こども模型教室(@kodomo_mokei)をチェックしてみてください。
学長から一言:建築学科の「びんご建築女子」のお姉さん達、子ども達に楽しいクリスマスの夢を届けるためにずいぶん頑張って模型教室の準備をしましたね。皆さんの頑張りの御蔭で、子ども達の独創性が大いに刺激され、自分だけの宝物が完成したことでしょう。おうちに飾られた作品を見るたびに、きっと楽しかった思い出がよみがえりますよ。