【#心理学科】CyPat FUが熊野小学校で初のオンラインサイバー防犯教室を実施!
小学生が夏休みの間に正しくインターネットと向き合えるように、福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FUは例年、サイバー防犯教室で大忙しの7月を過ごしましました。
本日は初のオンラインでのサイバー防犯教室の実施について、心理学科の濱本有希助手からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。
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心理学科の濱本です。
広島県警から委嘱を受けて活動している福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FU(さいぱっとえふゆー)は、毎週の定期活動に加え、小学校でのサイバー防犯教室を実施するなど、積極的に活動しています(CyPat FUのInstagramはこちらです)。
7月19日(火)に福山市立泉小学校でのサイバー防犯教室を実施したCyPat FUでしたが、実はその翌週である7月29日(水)も、福山市立熊野小学校におけるサイバー防犯教室が計画されていました。ところが、新型コロナウイルスの第7波の影響で、対面で計画していた防犯教室の実施が難しい事態となりました。
しかし、そこはサイバー防犯ボランティア。インターネットを上手に使ってこその私たちです。対面でなくとも実施は可能だ!ということで、福山市立熊野小学校の5・6年生に対して、初めてのオンラインサイバー防犯教室を行いました。本日はその様子をご報告します。
実は、熊野小学校では昨年度も1年生から6年生に対してサイバー防犯教室を実施しています(詳細はこちらをご参照ください)。今回対象となる5・6年生も昨年の防犯教室に参加しているため、昨年の防犯教室とは趣向を変えて、よりパワーアップした講義を行う必要がありました。
さらに、急遽対面実施からオンライン実施に変更となったということで、学生たちは短い準備期間の中、何度も打ち合わせや練習、通信の確認などを行いました。複数のパソコンも用意し、CyPat FUメンバー6名による、初のオンラインサイバー防犯教室のスタートです。
<オンラインで授業をしている様子>
学生メンバーは、対面で行う授業よりも小学生の様子が把握しづらいことから、初めは少し緊張した様子でした。しかし、何度も練習した成果を十分に発揮することができ、とても上手にインターネットの危険や注意点について解説することができていました。
<オンラインでグループワークをしている様子>
講義後、オンラインでも標語作りを行えるように、児童に4つのグループにわかれてもらい、それぞれのグループに学生メンバーがつく形をとりました。オンラインで上手に標語作りをサポートできるのか、最初は不安交じりの表情だった学生メンバーも、小学生と楽しくやり取りを進めることができ、笑顔で対応していました。
<オンラインでも順調な進行でした。>
今回は、初の試みであったということもあり、学生メンバーには多くの学びがあったようです。授業終了後すぐに全員が集まり、良かったところや次回改善できそうなところなどについて話し合っていました。
<授業終了後すぐに反省会をする学生メンバーの様子>
とても便利なインターネットですが、授業で良いところや危険なところについて教えただけでなく、オンライン講義のメリット・デメリットもたくさん発見することができ、とても良い機会になりました。
<集合写真(撮影の時だけマスクを外しています。)>
最後に、オンラインサイバー防犯教室を終えたCyPat FUのメンバーの感想をいくつか紹介します。
- 河野隼也さん(代表・捜査心理学研究室4年・尾道高等学校出身)
今回のサイバー防犯教室では、初の試みとしてオンラインで開催をしました。オンライン開催ということもあり、不慣れな部分も多々ありましたが、最後までやりきることができてほっとしました。また、インターネットによる授業内で小学生に対して問いかけた際には手を上げ反応してもらい、約束事の唱和を行った際は、大きな声で言ってくれたため、防犯教室をしていてとても楽しく、やってよかったなと思いました。
- 三村由佳さん(捜査心理学研究室3年・福岡県立城南高等学校出身)
初のオンライン実施であり、小学生の様子が直接見えなかったので、前回対面で実施したときより緊張しました。けれど小学生のみんなが、呼びかけに応じて手を挙げてくれたり、先生がフォローしてくださったりしたので、非常にスムーズに防犯教室を進めることができました。グループワークでも、小学生みんなが1つ以上標語を作ってくれて、発表もしてくれました。どれも素敵な内容ばかりで、防犯教室の成果が出ているなとわかり、嬉しかったです。短い時間でしたが、とても楽しい時間でした!また機会があれば、ぜひまた小学校等で防犯教室を行いたいです!
初めてのオンラインでのサイバー防犯教室は、大変なこともたくさんありましたが、次回につながる気づきもたくさんありました。ご協力くださった福山市立熊野小学校の先生方、ありがとうございました。今後もどんどん新しいことに挑戦していきますので、CyPat FUの活動に期待してくださいね!
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オンラインならではの難しさもたくさんありましたが、逆にオンラインならではの良さもたくさんあり、小学生と多くの交流ができたように感じます。引き続き、スカイブルーのユニフォームとともに精力的に活動していきたいと思います!今月は全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議に出席予定のCyPat FU。その様子についても、またご報告いたします!
学長から一言:心理学科のボランティアグループCyPat FUが、活動の目的であるサイバー犯罪防止にふさわしく(?)オンラインで出前授業を実施したのですね。授業に出席した福山市立熊野小学校の児童の皆さんがきっといろいろ学んで下さったように、指導した大学生諸君の学びもかなりのものだったようで、嬉しい限りです。