【情報工学科】デジタルトランスフォーメーション(DX)の講演会で実務を学びました!
広島県が開催した「広島県 みんなの DX 研修 2.0」という講演会に、情報工学科の3年生が2回にわたり参加しました。このことについて、情報工学科の宮崎と森田が紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。
*************************************************
情報工学科の3年生がデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する講演会に参加し、DXによる実務の改善についての具体例、DXを推進するにあたり必要なスキルや心構えについて幅広く学びました。これは、広島県が開催した講演会「広島県 みんなの DX 研修 2.0」に、情報工学科の3年生が2回にわたり参加した学びの成果です。
講演会のタイトルである「広島県 みんなのDX研修2.0」の”DX”は、デジタルトランスフォーメーションのことであり、近年様々な分野でDX化が話題になっていると思います。この講演会は広島県の主催であり、広島県が DX の拡大と普及のために行っているものです。講演者は、DXの実務と教育の経験者です。広島県より、福山大学の学生がオンラインの遠隔で無料で聴講できるという呼びかけがあり、それに応えて情報工学科の3年生が集まって聴講しました。
講演は10月4日(火)、10月11日(火)の4限目で2回に分けて行われ、講演者と大学の教室をZoomで接続し、情報工学科の学生は講義室にてオンラインで聴講しました。
講演者は株式会社Rejouiの櫻井真紀氏で、AI、IoT、クラウド、データベース、5GなどのICTの基本的な話から社会や企業でのデジタル技術利用の実例まで、幅広いトピックについて話されました。
滋賀県や千葉県での行政サービスにおけるデジタル技術の有効利用を例に挙げ、行政の業務改善・効率化や公共サービスの質向上に大きく貢献できているなど、DXの有効利用例が紹介されました。
情報工学科の学生は、自分達が今、大学で学修している情報工学の知識や技術が実社会でどのように活用されているか、どのように役立っているのかをよく理解できたのではないかと思います。
今度、 DX 化の波はさらに押し寄せます。DX を担い、主導できる人材に成長するには、高度な専門知識、スキルが必要です。情報工学科では、AI、クラウド、IoT、データベースなど、DXに必要な高度な専門知識、スキルが学べます。そして、情報工学科では、自主性、課題解決、倫理観の成長も重視しており、こうした学びは「DXを使って社会を変える」上できっと役立つことでしょう。
学長から一言:昨今、DX、デジタルトランスフォーメーションという言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、実のところ、私などはその本当の意味内容は分かっているようで、ちっとも分かっていません。広島県主催の今回のような講演会は、情報工学を専門に学んでいる学生の皆さんにとっても、きっと新鮮で役立つことが少なくなかったと思います。是非とも、次の学びに活かしてください。