生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生物工学科】近くの森のネズミ

【生物工学科】近くの森のネズミ

生物工学科から歩いて1分で森にたどり着けます(下の写真)。そんな森に住んでいるアカネズミがいったい何を食べているのかを調べることで、森の生態系におけるアカネズミの役割を理解しようとしています。動物学研究室の4年生は、ウンチの中のDNAを調べることで、アカネズミの食性を分析しています。今日は、7月から9月に実施したフィールド調査の様子を紹介します!

トラップ、餌などの調査セットを持っていざ森へ。忘れ物をしても大丈夫。なにせ歩いて1分ですから。しかし危険生物などに注意しながら油断をせずに森に入ります。

この森には、いつもトラップを合計で40台から50台設置します。ネズミは夜行性ですので、一晩待って翌日の早朝にネズミが捕獲されているかどうかをチェックします。さてネズミはつかまっているかな?

7月、8月、9月と無事にアカネズミを捕獲することができました。なにより全て生きており、サンプリングの後無事に森に返すことができたことはとっても良かったです。

サンプリングも終わったので森に返す様子です(下の写真)。いつも元気に飛んで森に戻ります。元気に暮らせよ。食いっぱぐれるなよ。そして来月また会おう。

<文責 いきものを学ぶ生物工学科 佐藤淳

 

 

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