【生命栄養科学科】栄養教諭を目指して研修会参加@京都
栄養教諭を目指して勉強中の4年生5名が、京都市内の小学校で「食に関する指導」研修会に参加しました。
こんにちは。生命栄養科学科学長室ブログメンバーのSです。
今回は、京都市内の小学校で行われた栄養教諭を目指す学生のための研修会の様子をY助手に報告してもらいます。
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今回お世話になったのは、京都市立高倉小学校です。
小学校・保護者・地域が一丸となって児童の教育に取り組んでおられ、栄養教諭のみならず学校全体がチームとして食育を推進されています。
はじめに、この春から教科化された「道徳」の授業を見学しました。
こちらは、3年生のクラス担任による授業で、アクティブ・ラーニングを取り入れた児童間での交流、対話、グループディスカッションなど、考えの広がりや他者理解を重視した展開方法を学びました。児童の発言の活かし方や対応の仕方など、大変勉強になる授業参観でした。
次に、2年生の学級活動時間を利用した「食に関する指導」の授業見学です。
こちらは、栄養教諭の先生とクラス担任の先生のT・T(ティーム・ティーチング)で行われました。
まずは、クラス担任の先生が紙芝居を読み、児童の関心を高めます。
食に関する授業なので、栄養教諭の先生を児童みんなで呼びます。
「江頭先生~!!」
「はーい!」と先生が教室に入ると、児童から歓声があがるほどの人気ぶりでした。普段から児童と積極的に関わっている様子が伺えました。
食育の授業は、媒体やアンケート結果の使い方、グループワーク時の声かけなど、栄養教諭を目指す学生にとっては新しい視点や発想を得る貴重な時間となりました。
また、児童との日頃のコミュニケーションが、授業に良い影響を与えている様子を間近で観察することができました。
授業見学の合間の様子です。少しの空き時間にも見学中に気付いた点についてまとめたり、ディスカッションしたり、少しでも多くのことを学ぼうとする意欲が伺えました。
2つの授業見学を終え、校長先生や栄養教諭の先生との懇談の場を設けていただきました。
校長先生からは、食育を含む教育のお話を伺いました。
また、栄養教諭の先生からは、食育の授業や児童と接する大切さや給食業務についてのお話を伺いました。
懇談後は、食育の授業を見学した2年生のクラスと一緒に給食をいただきました。
クラスの友達の話、運動会の話、今日習った食育の話、好きな食べ物の話、給食の話・・・。
たくさんおしゃべりしながら楽しくいただきました!
半日という短い時間ではありましたが、10月に教育実習を控えた学生にとっては非常に貴重で学びの多い時間となりました。
大変お忙しい中ご協力をいただき、笑顔で学生を迎えてくださった高倉小学校の先生方、心より厚く御礼申し上げます。
また、授業の見学や給食の喫食で一緒になった児童の皆さん、本当にありがとうございました!
お世話になった校長先生や栄養教諭の先生、そして児童の皆さんに、学生から御礼のお手紙を書きました。画像は児童宛てに書いた御礼のお手紙です。
最後に、京都学校博物館を見学しました。
こちらは館内撮影禁止でしたので写真はありませんが、京都で小学校が設立された当初の話や、当時使用されていた教科書、年代別の給食など、たくさんの貴重な資料を見ることができました。
以上で、本日の研修会は終了です。
10月の教育実習に向けて、本日の学びをさらに深め、しっかりと準備を進めてまいります!
* * * お ま け * * *
移動の空き時間に、神社にお参りしてきました。
今回参加した5名の学生さん、本当にお疲れ様でした!
学長から一言:ずいぶん盛りだくさんな、学ぶこと満載の研修会でしたねッ!管理栄養士の資格と栄養教諭の教員免許と、しっかりがんばって両方獲得しましょう!!!高倉小学校の先生方、児童の皆さん、お世話になりました!ありがとうございました!!!