【工学研究科】情報科学技術フォーラム 院生・学生 研究発表!
工学研究科1年生の横山さんから、4年生とともに行った第17回情報科学技術フォーラム(FIT2018)での研究発表の報告が届きました。
工学研究科の中道が紹介します。
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工学研究科情報処理工学専攻1年生の横山です。
9月19日(水)、20日(木)と第17回情報科学技術フォーラム(FIT2018)に参加し、研究発表を行ってきました。FIT:Forum on Information Technologyは、情報処理学会と電子情報通信学会の情報・システムソサイエティ及びヒューマンコミュニケーショングループとの共催で、年1回(秋期)に開催する大規模イベントです。
https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2018/index.html
福岡工業大学(略称:FIT)で開催されるFIT2018ということで、あちらこちらにFITの文字が見られました。
同じ研究室の情報工学科4年生の濱田君と大学院進学予定の武田君とともに参加し、他の研究についても勉強する良い機会となりました。
発表前日の夜は、まだプレゼンテーションに不安があったため、指導教員の中道准教授にも確認してもらいながら、みんなでホテルにて発表練習(涙)、その成果もあって落ち着いて発表することができました。
立位・座位におけるポインティングジェスチャーによる関節角度の差異、 横山大知、 浜信彦、 中道上、 杉原慶哉、 渡辺恵太、 山田俊哉、 FIT2018(第17 回情報科学技術フォーラム)第4分冊、 pp.229-232、 2018。
私は、今回は指差しでポインティングするときに、人によってどうやらジェスチャーが違うためその原因について分析した結果を報告しました。現在、普及し始めている声による操作から、近い将来指差し操作に変わっていくかもしれません。
屋内避難時における携帯端末への通知による誘導効果、 濱田大祐、 武田祐樹、 竹本一哉、中道上、 渡辺恵太、 小滝泰弘、 FIT2018(第17 回情報科学技術フォーラム)第4分冊、 pp.235-238、 2018。
濱田さんは、土砂崩れなどで屋内の一部が通れなくなったときにどのように通知するか、という研究です。土砂崩れの現場を広島ではあちこちで目にする機会がありますが、これで二次災害を防ぐことができればと思います。
せっかく福岡まで来たので、みんなで何を食べようかと相談し、海鮮丼、鳥の水炊き、博多うどん、もつ鍋と満喫してきました。心残りは豚骨ラーメンを食べれなかったことぐらいです。
来年度は岡山大学での開催なので、後輩たちにも研究発表の場として薦めたいと思います。また、今回の発表の機会は、大学の研究助成により補助していただきました。本当にありがとうございました。
学長から一言:素晴らしい学会発表の経験になりましたねッ!!!学長室予算の「大学院生対象研究助成金」が役立ってうれしいです。。。来年度はさらに増額の予定ですよ!!!