【人間科学研究科】大学院入試説明会を開催!
7年前に公認心理師法が制定され、わが国初の心理職の国家資格として認められた「公認心理師」。心理学のプロとして公認心理師を目指す学生も徐々に増えてきました。
公認心理師を目指す人や研究を続けたい人など様々な経緯で進学を考える人がいますが、本日はそんな学生に対して開催された大学院入試説明会について、心理学科の濱本有希助手からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。
***********************
心理学科の濱本です。
7月21日(木)に、大学院人間科学研究科の2023年度第一次入試説明会を開催しましたので、本日はその様子をご報告いたします。
去年までは新型コロナウイルス感染症対策のためオンデマンドで説明会を開催していましたが、2年ぶりに対面で開催することができました。心理学科では、国家資格である公認心理師対応のカリキュラムが整備されており、本学の大学院に進学することで、公認心理師試験の受験資格が得られます。
当日は、多くの参加者があり、研究科長の平伸二教授(犯罪心理学研究室)から人間科学研究科の概要や学位取得までの道のり等について説明がありました。人間科学研究科では、研究を推進できる心理士、臨床にも関心のある研究者の育成を目指しています。参加者は、自分の将来に大きく関わる説明にしっかりと耳を傾けていました。
説明会では、平伸二教授による説明だけでなく、現役大学院生による体験談を聞くことができる座談会も開催しました。座談会では、3人の大学院生が研究テーマや大学院進学を決めた理由、大学院生活で大変だったことや楽しかったこと等を話してくれました。参加者も、身近な先輩たちが話す院生生活について興味深々な様子で聞き入っていました。
最後に、平伸二教授と協力してくれた大学院生とで集合写真を撮りました。平教授を挟んで、写真左から、人間科学研究科2年生の有木香那子さん(臨床心理学研究室)、柏原由貴乃さん(障害心理学研究室)、白尾綾音さん(犯罪心理学研究室)です。
募集要項は、人間科学研究科入学試験のページより入手可能です。興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
***********************
オンデマンド開催では叶わなかった座談会が、今年度はやっと開催できる運びとなりました。進学を検討している学生にとっては、先輩の生の声はとても参考になる重要な情報です。後期にも、第二次大学院入試説明会が開催予定です(10月か11月に開催予定です)。今回行きそびれた!という人は、ぜひ参加をご検討ください。
学長から一言:心理学科の学部生の皆さん、一足先に大学院で学ぶ先輩の体験談も含めて、大学院入試説明会は有意義でしたか。ユニークな犯罪心理学分野の強化も含めて、洋々たる将来の発展が見通せる心理学をもっと深く学ぶことに果敢にチャレンジしてもらいたいものですね。