【国際交流】留学生が地元中学生と英語で交流！

この度、本学の留学生がゲストとして盈進中学校の「A Whole Day English」という英語強化のための学習プログラムに参加しましたので、国際センターの趙が報告致します。以下は、当日の参加者の一人である李 思萌さん（経済学研究科 2年生）による体験談です（投稿：国際交流課　神原）。

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7月21日（木）午前8 時50分、私たち留学生4名は盈進中学校に到着しました。燦々と降り注ぐ朝日のもと、グラウンドで生徒たちがバスケットボールをしていました。その姿に青春のきらめきとパワーを感じさせられ、それまでの不安と緊張が一気に和らぎました。

先生の案内で私たちはまず多目的ホールに入りました。ここが今日の活動のメイン会場です。広々としたスペースに椅子が 70脚ほど整然と並んでおり、学習プログラムに参加する中学生たちはほとんど着席していました。彼らの顔を見た瞬間、楽しかった中学時代に戻ったような気がしました。

9時から学習プログラムがスタートしました。英語アクティビティの内容は、中学生との英語コミュニケーション（Self-introduction & Interaction with guests）と、校内で行われる宝探しゲーム（Treasure Hunting）の2つの部分に分かれており、それぞれの持ち時間が50分でした。生徒70名は2つのグループに分けられ、一方のグループが留学生たちと交流やゲームをしている間に、もう一方のグループは別の教室で美術や料理の授業を受けることになっています。

英語コミュニケーションは、ゲーム形式の自己紹介（Self-introduction）から始まりました。中学生たちは、自分のことについて4つの文を書いて、どれが嘘かと留学生たちに当てさせます。ゲームが楽しくて、いいアイスブレイクになりました。それが終わると、更に6つの小グループに分かれ、中学生と留学生と交流をしました。写真紹介や質疑応答などで、お互いの趣味、故郷、文化を知ることができ、もう一歩友達になれたような気がしました。

英語のコミュニケーション後、10分間の休憩を挟んで、宝探しが始まりました。先生は中学生チームに、調査事項が入ったリストを配りました。留学生は、それぞれ1グループの中学生と一緒にリストの問題を完成させます。すべての問題をクリアするには、多目的ホールの1～4階を隈なく見て回り、校庭を歩いてフィールドに隠された答えを探す必要があります。このゲームを通して、私たちは学校の図書館、教室、自習室、多目的室などを見学し、盈進中学生の学校生活を知ることができました。また、みんなで力を合わせて問題を解決しようとするチームワークにも心を打たれ、協力の大切さを改めて知ることができました。

12時からはランチタイムです。盈進中学校は、アメリカンスタイルのハンバーガーとフライドポテトを用意して下さっていました。ハンバーガーの中には新鮮な野菜がたくさん入っていて、とてもおいしかったです。

昼食が終わり、しばらく校内で宝探しを続け、午後2時、一日の交流活動が終了しました。ほんの数時間の付き合いだったのですが、親切で熱心な中学生たちと友達になれました。異なる文化への気づき、心と心の交流、「A Whole Day English」に参加してとても楽しかったです。これからも機会があれば、またこのような出会いを楽しみにしています。

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最後に、本学から参加した4名の留学生のコメントを紹介します。

写真の左側：李 思萌さん＜経済学研究科 2年生＞

コメント：今日の活動は大学院に入学して以来、私にとって最も忘れられない経験でした。中学生たちと一緒に英語でアクティビティができて本当に楽しかったです。

写真の右側：黄 従康くん＜経済学研究科 2年生＞

コメント：個人的に英語が一番好きな科目です。英語は自分の世界を広げてくれるのです。今回の A Whole Day English イベントを通して、僕は初めて日本の中学生と交流しました。感謝しております。また、英語による様々なアクティビティは僕の学生時代で経験したことがない、楽しくて実践的なアクティブラーニングです。盈進中学の教育方式にとても感心しております。

写真の右側：陳 均淳くん＜メディア・映像学科 2 年生＞

写真の右側： PANYAKRONG THITAPORN さん＜国際経済学科 3 年生＞

コメント：It was a really great experience for me!

学長から一言：4人の留学生の皆さん、地元の盈進中学校の英語強化のための教育プログラムへの協力、お疲れ様でした。生徒さん達は皆さんとの交流を通じて、国際語の英語を身につけると、いろんな国の人とコミュニケーションすることができ、仲良くなれると実感したことでしょう。英語だけでなく、皆さんの国の言葉にも関心を持ったかも知れません。この活動が、留学生の皆さんにとっても、これからもっと語学を頑張ろうと思う良いきっかけになったことでしょう。