【建築学科】びんご建築女子「夏休みこども模型教室」を開催!
建築学科の女子学生を対象としたキャリア教育プログラム「びんご建築女子」(サポート:佐々木准教授)により、この夏3年ぶりに対面での「夏休み子ども建築模型教室」が開催されました。このことについて、運営メンバーの学生からレポートが届きましたので、学長室ブログメンバーの山本が紹介します。
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皆さん、こんにちは!びんご建築女子「こども模型教室」運営メンバー、建築学科2年生の藤田柚葉と山本菜々子です。
7月24日(日)に「夏休みこども模型教室」を開催しました!こども模型教室とは、“実際に模型づくりを通して、建築に触れて楽しく学んでもらう”ことを目的とし、参加者の小学生をびんご建築女子の学生がマンツーマンでサポートしながら、一緒に模型を制作する活動です。
今年の夏は「My Best Room~ミニチュアハウスをつくろう!」というテーマで、自分が住みたい理想のお部屋の1/30サイズの模型を制作しました。昨年の夏はオンライン開催でしたが、念願叶って3年ぶりに対面での開催となりました。今回もたくさんの応募があり、3年生から6年生まで計14名の小学生が参加しました!
5月下旬から準備を始め、模型や家具の形、材料などの細部を試行錯誤しながら決めていきました。今回はコロナ禍ということもあり、午後のみ短時間での開催だったため、参加する小学生全員が2時間以内に制作可能、かつ、個性を存分に発揮できる模型になるように工夫をしました。
また、今年は模型教室全体の統一感を図りつつ、より参加者に楽しんでもらうために、新たにこども模型教室のオリジナルエプロンを制作しました!
オリジナルエプロン(茶色が学生用、黄色が小学生用)
開催前の金曜日にリハーサルを行い、全体の進行の流れを確認しました。自分が担当する小学生と一緒にどんな模型が作れるのか、運営メンバー全員が期待に胸を躍らせながら準備を進めていきました!
リハーサルでは実際にエプロンを着てみました
遂に、待ちわびていた模型教室当日!! 快適に作業ができるように午前中に準備を進めました。
教室入口のウェルカムボード!
直前準備の様子
受付が終わると、「自分ものさし」に使う写真を撮影します! ここで撮影した写真を1/30サイズに印刷して部屋に配置し、広さを実感するための「自分ものさし」をつくります!
いよいよ模型教室スタート!
初めに簡単な全体説明を聞いた後、まずはどんなお部屋を作りたいのか、担当のお姉さんたちと相談しながら設計図を描いてから模型制作に取り掛かります!
壁紙は何色がいいか、折り紙やクロスの中から選んだり
筆で壁に絵を描いたり
難しい作業は私たちも補佐しつつ、二人で協力して模型を作っていきました!!
そして、全員の模型が完成☆ こどもたちの完成模型がこちら!
参加した全員が思い描いたアイデアを形にして、魅力あふれる模型を完成させていました!!
その次は発表です!
模型の工夫したポイントや難しかったところなど、発言する内容をお姉さんと一緒に考えます。リアルタイムで模型をスクリーンに投影して発表しました。
みんなで作品と一緒に記念撮影!
最後になりましたが、夏休みこども模型教室にご参加いただいた皆様、この度は誠にありがとうございました。子どもたちに楽しんでいただけたようで、とても嬉しく思います。模型教室を行う中で至らぬ点も多々ありましたが、皆様のおかげで無事に開催することができました。私たちにとっても多くのことを得られる有意義な活動となりました。
またどこかでお会いできることを楽しみにしています!模型教室の開催に関わっていただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
学長から一言:建築学科の女子学生による「びんご建築女子」がコロナ禍をはね返して頑張りました。洒落たお揃いのエプロンまで考え、準備はさぞかし大変だったでしょう。でも、3年ぶりの対面での開催となった模型教室に参加し、お姉さん達と過ごした時間は、子ども達にはきっと忘れられない夏の思い出になったと思います。自分で考え、自分だけのミニチュアの部屋を作る、子ども達の昂揚感が伝わって来るようです。