【スマートシステム学科】工作教室・ドローン飛行・盛り沢山の体験入学会
2022年度福山大学のキャンパス見学会は、すでに2回が終わり、この後は8月21日(日)、9月10日(土)に開催されます。今回は、7月23日(土)に開催されたスマートシステム学科のキャンパス見学会(体験入学会)の様子について、工学部スマートシステム学科学長室ブログメンバーの伍賀が報告します。
工作教室・作ろう!スマートデバイス
2019年まで、スマートシステム学科の体験入学会では、工作教室として電子工作を実施していました。今年度、この工作教室の企画が本格的に復活し、「作ろう!スマートデバイス」というテーマで、micro:bit という小型コンピュータを使ったオリジナルミニゲーム機の製作の講座を開催しました。
担当は、田中准教授と私(伍賀)です。この日のために、院生・ゼミ生の皆さんは、CADや3Dプリンタ、基板加工機などをフル活用し、以下(講師・田中准教授の作成資料)にあるようなミニゲームを用意しました。
配布資料の組み立て図
micro:bit は、海外のコンピュータ教育で活用されているマイコンで、Web上でブロックを組み立てるようにして様々なアプリケーションが開発できます。今回は、簡単なゲーム製作を題材として、参加者の皆さんにプログラミングに挑戦してもらいました。スマートシステム学科の学生スタッフがサポートして、皆さんがそれぞれ面白いゲームを製作することができたようです。
親子でプログラミングに挑戦
学生サポートもありましたが、ご自身でどんどん開発する方も
ドローン飛行 デモンストレーション
スマートシステム学科では、大学貸与のドローンを活用し、様々なプロジェクトを推進しています。先日は、3年生のドローンプロジェクトチームが学長賞を受賞しましたが、体験入学会ではお昼休みに、そのドローン飛行のデモンストレーションを行いました。ドローンが飛ぶ光景に大きな歓声が沸き上がりました(操縦は3年生の荒木彰英君)。
夏空に飛ぶドローン(中央の黒い×点)
工学部棟の外でドローン飛行デモ開催(手前が荒木君)
スマートシステム学科見学ツアー
午後の部では、学科長の香川教授の案内でスマートシステム学科及び工学部棟の施設見学ツアーも行いました。合同ゼミ室では、ペッパー君がお出迎えし、各ゼミが取り組んでいる研究紹介や、2年生が製作してきたガンダムプロジェクトでの実物大操縦席のデモンストレーションを行いました。
また、工学部棟の施設では、電気工学コースの実験で活用する配電盤などの装置、3Dプリンターやレーザー加工機などのデジタルファブリケーション用の機器の紹介も行いました。
ゼミ室の紹介、ガンダムプロジェクトに取り組む2年生が紹介する操縦席
デジタルファブリケーション用のレーザー加工機の紹介
このように、7月23日(土)開催の体験入学会は好評をいただきましたが、次回オープンキャンパスの8月21日(日)は今回紹介した内容と同じく、工作教室・ドローン飛行デモ・学科紹介ツアーを行う予定で準備しています。多くの方々の参加をお待ちしています。工作教室で、我々がデザインしたmicro:bit のゲーム機をゲットしてください!
学長から一言:ものづくりの学部である工学部、とくに電気・電子の最先端知識・技術を学び、研究するスマートシステム学科の体験入学会は、盛り沢山の内容だったようです。日頃からゲーム作りやドローンやロボットに関心のある高校生の皆さんには、たまらないほどの魅力に溢れていたことでしょう。次回のオープンキャンパスでも、将来の学びに向けて、来場者をワクワクさせる企画で迎えてあげて欲しいものです。