【情報工学科】特別講演会「クラウドの進化と真価、最新動向を知る」を実施!
情報工学科では、6月6日(月)に株式会社スカイアーチネットワークス顧問の渥美俊英様をお迎えして、クラウドの最新動向についてZoom講演会を開催しました。このことについて、情報工学科の中道、尾関から紹介いたします。
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情報工学科では,学生の知識を広げることや就業意識を高めることを目的に、毎年度、特別講演会を開催しております。今回は、Zoom講演会という形で開催し、1年生を中心にPC教室で受講しました。
今年度は、元AWSJエヴァンジェリストとしても活躍され、現在、株式会社スカイアーチネットワークスの顧問を務めていらっしゃる渥美俊英様をお迎えして、「クラウドの進化と真価、最新動向を知る ~クラウドが日本の価値を高める~」と題して、クラウドの発展状況を中心に講演いただきました。
クラウドの業界動向、事例紹介、クラウド人材について、紹介いただきました。
クラウドの「価値」は何でしょう?
コンピュータ等の投資、施設、機器の維持が不要になり、本来のビジネスに集中できる。
現在、サービスが多様化&高度化によって急速に応用範囲が拡大しています。
最新のクラウドはサービス数も多く、特にこの1年でセキュリティ、AI(機械学習)、管理、統制の自動化といった新サービスが急増しています。
クラウドが変える日本の姿として、特に金融領域でのAmazon Web Serviceを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。クラウド人材の作り方として、書籍等だけでなくどの順で学んでいけばよいかのロードマップについても紹介していただきました。
さらに、情報工学科では、株式会社スカイアーチネットワークスから非常勤講師として小幡周平様をお迎えして、今年度の後期から実践的な演習を含む「実用ネットワーク管理」や「並列分散処理」の講義を実施する予定です。
今回の講演会や予定されている授業・演習を通して、活躍できる未来創造人のイメージが少しでも具体的になればと期待しております。
学長から一言:情報工学科の学生の皆さんにとって、大いに興味をそそられる講演会だったことでしょう。今や日常会話でも頻繁に聞かれるようになった「クラウド」という言葉。私など「雲」の上のどこかに情報が蓄積されていて、必要に応じて降りて来るという意味なのかなあなどと、暢気でトンチンカンなことを考えていますが、きっと複雑で奥深い事柄なのでしょう。情報を専攻する人たちとしては、大いに理解を深めてもらいたいものです。